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秋だ! どんぐり拾いを楽しもう!

秋も深まり、まさに実りの季節を迎えています。この秋は、親子で「どんぐり拾い」を楽しんで、深まりゆく秋を実感してみませんか?

執筆者:別当 律子

深まりゆく秋を「どんぐり拾い」で感じてみませんか?
ビルとコンクリートに囲まれた都会では、なかなか季節を実感しずらいといわれます。でも、それは本当でしょうか? コンクリートの道を歩いていて、ふと、なにかを踏みつぶした感覚があり、そっと足をどけて見てみると、そこにはどんぐりが……。なんて経験、皆さんも一度はしたことがあるのではないでしょうか? 公園で、街路樹で、そして里山で、秋の実りが静かに息づいています。

そこで今回は「どんぐり拾い」ができるスポットをご紹介します。親子で小さな秋を見つけに行ってみませんか?

「ドングリ拾い」オススメスポット紹介!

都心でも、どんぐり拾いを楽しめるスポットは意外と多い!
■国営昭和記念公園(東京)
こちらも広大な敷地を誇る公園ですが、オススメの”どんぐりスポット”は「こどもの森」の中で、係の方にお伺いしたところ、「落ちているどんぐりなら、自由に拾ってよし」とのこと。ここには利用料無料で使わせていただける「木工房」があります。ここは用具、材料を無料で貸し出してくれ、自由に工作が楽しめる施設なので、拾いたてのどんぐりと木材などを合わせて、自分だけのオリジナルグッズ作りを楽しむこともできそうです。

■桜ヶ丘公園(東京)
多摩丘陵自然公園内にある公園。オススメのポイントは桜ヶ丘公園と、隣接する連光公園の境に位置する「階段」。「本当に豊富に落ちているので、小さな子どもでも簡単に拾うことができます」と、管理事務所の方も太鼓判を押すスポットです。

■生田緑地(神奈川)
多摩丘陵のゆるやかな起伏に富んだ地形を活かした生田緑地にはクヌギ、コナラなどの自然林にがあるため、どんぐり拾いには最適。一番の”どんぐりスポット”は「噴水広場」の側で、特に風が強い日やその翌日が狙い目とか。ただし、園内の清掃が入ってしまうとどんぐりも片づけられてしまうこともあるので、注意深く探してみてください!

■長野公園(大阪)
金剛山系の裾野に点在する長野公園は、いくつかの地区に分かれています。その中でもどんぐり拾いが一番楽しめるのは、5000本のあじさいがあることでも知られる「河合寺地区」。ホームページには「どんぐりマップ」も公開されているので、おでかけの参考にしましょう。公園の係の方によると、クヌギの木のどんぐりはそろそろ終わりで、現在はコナラの木のどんぐりなどが中心とか。また、ここはどんぐり拾いの”有名スポット”なので、その分競争率もかなり高め。がんばって見つけましょう!

■兵庫県立三木山森林公園(兵庫)
甲子園球場のおよそ20倍もの広さがある三木山森林公園には、その名も「どんぐり谷」があります。「どんぐりこま大会」などのイベントは残念ながら今年はもう終了してしまいましたが、広大な敷地を誇るだけに「まだまだ拾えます」とのこと。ホームページでは、どんぐりをアレンジした工作の写真なども紹介されており、参考になりますよ!

どんぐりを楽しむイベント

■旧芝離宮恩賜庭園(東京)の「旧芝離宮恩賜庭園で小さな秋みぃつけた!」
旧芝離宮恩賜庭園では、11月1日~19日まで、秋にちなんだイベントを開催していますが、どんぐりに関する工作教室も予定されています。

「親子でつくろう木の実細工」
 日時:11月4日(土)・11日(土) 10時・13時 ※雨天中止
 場所:藤棚前
 内容:どんぐりや松ぼっくりを使ってかわいいマスコットづくり。
 講師:安井 慶全(よしまさ) 氏(木の実細工研究家)
 定員:なし、当日自由参加
 費用:無料(入園料別途)

■21世紀県民の森(佐賀)
 どんぐり遊びPart3~タペストリーづくり~
 日時:10月21日(土)10:00~12:30
 内容:どんぐりと他の自然の素材を組み合わせてのタペストリー作り
 参加費:500円
 材料費:300円
 定員 : 20名

さて、拾ってきたどんぐりをどうしましょ?

アフターケアも忘れずに!
さて、拾ってきたどんぐりですが、そのままにしておいてはいけません。実は我が家でも、子どもが作った手作りの額縁の周囲にどんぐりを貼り付けたことがあったのですが、すぐにどんぐりから”カビ”が発生してしまったことがあります。拾ってきたどんぐりは、一日水につけてから日干しにします。なかには虫が喰っているどんぐりもあるので、追い出すわけです。

また、余ったどんぐりは捨ててしまうのではなく、「植える」という方法もあります。どんぐりの植え方などにその方法が紹介されているので、参考にしてみましょう。

さらに、どんぐりを「食べる」という方法もあります。ひだみ(どんぐり)料理には、「どんぐりクッキー」のレシピが紹介されていますし、白鳳の里では「どんぐりパン」作り教室も開かれています。「挑戦してみたいけれど、食中毒とか、大丈夫?」と不安な方は、東京ガス 食の生活110番Q&Aをチェックしてください。下処理の方法が丁寧に紹介されています。

どんぐり拾いをする時には、その場所のルールに従うこと、すでに木から落ちている物をだけを拾うなど、自然に優しく、マナーを守って楽しみましょうね。



<関連リンク>
どんぐり探偵団
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