『オープン・シーズン』 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 12月9日(土)より日劇3ほか、全国東宝洋画系にてロードショー |
そこで、これから公開の映画の中から、「親が見たい」「子が見たい」「親子で見たい」というそれぞれの視点から、オススメの映画をご紹介します!
”親子”で見たい!『オープン・シーズン』
『オープン・シーズン』 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 12月9日(土)より日劇3ほか、全国東宝洋画系にてロードショー |
母親代わりのベスに、街で大切に育てられた甘えん坊のグリズリー(クマ)のブーグ。しかし、シカのエリオットにそそのかされて店で大暴れをしてしまったブーグは、森の奥深くへと帰されてしまいます。
なんとかベスの元に帰ろうとするブーグですが、「オープン・シーズン」(狩りの季節)が始まり… 家族、愛、友情、そして自然や動物と人間との共生といった問題を丁寧に描き、ブーグたちの活躍に心躍らせながらも、最後にはちょっぴりせつなくなってしまう盛りだくさんのストーリーを、1時間30分とコンパクトにまとめており、小さい子どもでも、最後まで飽きずに見ることができる、この冬絶対にオススメの映画です!
■『オープン・シーズン』
公開日:2006年12月9日(土)、日劇3他全国公開
配給:ソニーピクチャーズ エンタテインメント
(字幕版のほか、石塚英彦、八嶋智人、木村佳乃らが声優を務める”日本語吹き替え版”もあります)
”親”として見ておきたい!『あなたを忘れない』
イ・スヒョンさん役を演じた主演のイ・テソンさん |
皆さんは、2001年の新春早々の1月、JR新大久保駅で起きた事故を覚えているでしょうか? 酔っていたと伝えられる男性が誤って線路に転落、それを助けようとした韓国人青年イ・スヒョンさんと、日本人カメラマン関根史郎さんが亡くなってしまったという事故です。
今回、イ・スヒョンさんの、”あの日”までの青春を描いた映画『あなたを忘れない』が完成し、東京国際映画祭で特別招待作品として紹介されました。
舞台挨拶に来日したイ・スヒョンさんのご両親 |
当日、舞台挨拶にはイ・スヒョンさんのご両親も登場しましたが、映画化の話しを持ち込んだプロデューサーに対し、「息子の行動は、普通の人間なら当たり前のこと」と、話されたといいます。
さらに事故後、全国各地から送られた見舞金を提供し、日本語を学ぶために来日を希望する韓国人留学生のための奨学金を設立されてもいます。
イジメによる自殺者が相次ぎ、子どもの”心”を育てる難しさが叫ばれる今、”親”としての視点で見ると、また違った感動が得られるのではないでしょうか。
■『あなたを忘れない』
公開日:2007年1月27日(土)、渋谷東急他全国公開
配給:ソニーピクチャーズ エンタテインメント
”子ども”が見たい!『デスノート the Last name』
(c)2006 「DEATH NOTE」 FILM PARTNERS (c)大場つぐみ・小畑健/集英社 |
これから封切られる映画で、子どもたちが見たい映画ナンバーワンといえば、やはり『デスノート the Last name』でしょう。
『デスノート the Last name』は、今年前半に公開された映画の、いわば”完結編”にあたるもので、実は原作にはない、予測不能の結末が用意されているといいます。
デスノートを操る天才・「キラ」こと夜神月(やがみライト/藤原竜也)と、彼を追い詰めるもうひとりの天才・L(エル/松山ケンイチ)。ついに対面を果たした二人の間に繰り広げられる壮絶なまでの頭脳戦。さらに、地上にもたらされたもう1冊のデスノートやキーパーソンの出現と、大人気を博した前編を超える盛り上がりを見せることは必死です!
ただ、前編公開時にも、全国の学校で「デスノートごっこ」が流行ったといった話しを聞くと、親としてはちょっと気になる部分もあるというもの。
でも、だからこそ、子どもだけで見に行かせるのではなく、親子で見に行ってしっかりと感想を交わしあうことが大切ですね。
■「デスノート the Last name」
公開日:2006年11月3日(金・祝)全国松竹・東急系ロードショー
配給:ワーナーブラザース ピクチャーズ
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