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話題沸騰! あなたはどう見る「女王の教室」(2ページ目)

現在テレビ放映されている「女王の教室」が、ネット上でも大きな問題になっています。しかし教室の中の「女王・王様」の存在は、ドラマの中だけでは済まされないようで…

執筆者:別当 律子

「悪魔のような鬼教師」への対処方法とは


「悪魔」を退治するには、あなた自身が「悪魔」になる覚悟も必要!

それでは実際に「悪魔のような鬼教師」にあたってしまったとき、親はどう対処すればいいのかについて、体験者ママたちから意見を聞き、そのポイントをまとめてみました。

●まずは情報収集!
一番始めにしなければいけないのは、正しい情報を把握することです。「学級王国」などと言いますが、教室の中はまさに密室。そこで行われた真実について把握することは容易なことではありません。子どもは自分の悪いことには口を閉ざします。だから100%信用はしないこと。一番いいのは実際の目撃者を子ども以外に求めることです。日中、学校に行ってみるとわかることですが、PTAの集まりや忘れ物届けなど、学校には意外なほど多くの保護者が出入りしています。なにかの拍子に教師の問題行動を目撃している場合もあるので、そうした人物を捜して話しを聞くといったこともひとつの方法です。

●単独行動は厳禁!
問題教師の場合、我が子だけが被害者ということはまず、ありえません。そこで必要なのが、他の保護者との連帯です。まず、親同士で「ランチ会」など気軽に参加できる形式の情報交換の場を設け、できるだけ情報を集めます。校長などに相談に向かう場合も、複数で行くか、一人に代表をお願いする場合でも「皆で相談し、総意をまとめた上で来た」ことをしっかり相手に伝えます。

●「いきなり教育委員会!」はタブー
最近は、その問題教師や校長に相談することなく、いきなり教育委員会に電話をする保護者も多いようですが、そのやり方は、必要以上に学校側の態度を硬化させかねません。まずは事前にアポをとった上で校長に相談に行きます。このときも「クレーム」という態度より、あくまで「相談」というスタンスのほうが効果的です。教育委員会に相談に行くときにも同じこと。いきなり電話で抗議! ではなく、しっかりアポをとって出かけます。かなり悪質なケースの場合には、マスコミに取り上げてもらって外堀を埋めていくという手段もありますが、これはあくまで最終手段と心得て。

●徹底的にやるならそれなりの覚悟を
どうしても担任を交代して欲しいと思い、それを実行に移すには、実際には問題が解決するまでは自分の生活をすべてそのことに集中させるくらいの時間とエネルギーが必要です。また、仮に交代したとしても、その後に現担任よりも質の悪い教師がやってきたといった事態さえ、実際に起こっているのです。徹底的にやるなら、それなりの覚悟が必要だといえます。
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