マンション供給が少ない都心の人気エリア
目抜き通りから一歩奥まった場所ほど、青山らしさが発見できる |
この、業界でいうところの3A(スリーエー)と呼ばれるエリアなどはその代表的なスポットだろう。
さらに、その3つのエリアを述べれば、再開発によるタワーマンションなどの供給が盛んな赤坂や麻布に比べて、青山は新築マンションの出物が非常に少ない場所と言える。表参道はもとより、通りを一本入った住宅街にまで閑静な街並みを好んでレストランやショップが数多く出店している青山エリアの揺るぎないステイタスが様々なニーズを生み、集合住宅の計画がたてにくい、と想像できる。
またさらに、その青山の中でも用途を問わず常に支持の高い住所となるとやはり「南青山」であろう。骨董通り沿いはもちろんのこと、「カトリーヌ・メミ」「トーヨーキッチン」「ミノッティ」などあえて目抜き通りを少しさけてショップを構えるブランドも数多い。
そんな世界のあらゆるブランドがひしめく、圧倒的なステイタスを誇る南青山に、このほど三菱地所の免震構造を採用した高級マンション「南青山パークハウス」が誕生する。
現地近くからの眺め。都心の中の緑、高台ならではの見晴らしの良さが南青山ならでは |
ゆとりのある広い専有面積が中心
本物志向の強い顧客を意識したショップが軒を連ねる南青山 |
プラン面では、住戸の専有面積が100m2以上のタイプが中心で、しかも全戸角住戸となっていることが特長だ。さらにワイドフロンテージの主開口部を持つリビングダイニングは、ほとんどのプランに採光性と通風性を高める2面開口の設計を施している。都心立地の分譲マンションで見かける70m2以下のコンパクトサイズは設けておらず、分譲住戸すべてにゆとりの空間を提供するというコンセプトに基づいてプランニングされている。
売主は三菱地所。設計に三菱地所設計。そして施工は大林組、と高級マンションの実績も数多い大手企業が携わっている。では、果たして実際どのような居住空間に仕上がっているのだろうか。
今年初めから公開されたプレゼンテーションルームを拝見してみるとしよう。
次のページへ。
朝と夜の表情の移り変わりも、南青山ならではの楽しみのひとつ |