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日本の住宅産業の実態がわかる! ジャパンホームショー視察報告

東京ビッグサイトで開かれた今年の展示会で一番魅力的だったのは、二つのメーカーから競って出展されたレンジフードでした。

執筆者:黒田 秀雄

 
ジャパンホームショー2003 視察報告
 
 
通算25回目を迎えた「ジャパンホームショー2003」が、(社)日本住宅設備システムシステム協会と(社)日本能率協会の主催で11月11日~14日までの4日間、東京ビッグサイトで開催されました。
今年は国内392社、海外115社からの合計507社が出展し、東ホール2・3・6ホールの展示規模で、併催されたストーンフェアと合わせても4ホールの展示で、相変わらず住宅関連展示会の低迷ぶりが伺える内容であった。
     
 
開催日初日はそれなりに来場者があったが、先日開催された「国際福祉機器展」と比べると、その盛衰ぶりは激しく、いわゆる住宅産業全体の見直しと活性化が今ほど求められている時代であることが、認識不足なのではと思わざるをえない。
     
 
ホール4・5では医療・福祉設備機器の展示会「HOSPEX JAPAN 2003」が開催された。右は「JAPAN STONE FAIR 2003」の入場受付風景。この展示会もインテリアとしての石材に期待したのだが、出展の大半は墓石メーカー。

 
 
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生活者へ快適なキッチンスペースを提供するとともに、設計・施工の資質の向上と技術の研鑽を図ることを目的に開催された「キッチンスペースコンクール」は、隔年開催で今年4回目を迎えた。このコンクールの受賞作品が、この会場でお披露目された。新しいキッチンの考え方や提案がなされ、まだまだキッチンの可能性を期待させてくれる。

 
 
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このコンクールは、キッチンスペシャリストの資格制度を運営している(社)日本住宅設備システム協会が主宰するもので、サイトガイドの黒田も審査委員の一人です。

今年の「ジャパンホームショー2003」は少々盛り上がりにかけた展示会というのが実感でしたが、こんななかで異彩を放っていたのがキッチン用レンジフードの展示でした。「アリアフィーナ」と「クックフードル」の二社の展示ブースを主体に次ページでご紹介します。
 
(C)Nov.2003 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABORATORY INC.
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