キッチン/ビルトイン機器・選び方

最新のガラストップのビルトインコンロ ガスクックトップの交換工事

今まで使ってきた、60cmガスクックトップを最新の75cmガラストップに交換しました。この取替工事の詳細を報告します。

執筆者:黒田 秀雄

 
ガスクックトップの交換工事
 

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「これからの日本人にとってのキッチン空間のあるべき姿」を模索するHOTNET研究会の、今年最初のイベントは、最新式のガラストップのガスクックトップ(ビルトインコンロ)の取替工事体験と、新しい内燃式バーナーのパワーを確認することになりました。
山荘のキッチンで20年近く愛用してきたハーマンのグリル付きガスクックトップの交換工事です。工事はHOTNET研究会のメンバーで、「簡易内管施工士」「ガス可とう管接続工事監督者」「ガス機器設置スペシャリスト」「液化石油ガス設備士」など、都市ガス、LPガスともにビルトインコンロ交換時に必要な資格を全て持つというM氏に協力をお願いしました。

 
 
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キッチンカウンターは、43mm厚の檜の無垢板、長さは2100mmで、クックトップとシンクの両サイドに150mm幅のスペースがありシンクの左に650mm幅の冷蔵庫スペース。背面に2700mm幅のカウンターがある。非常にコンパクトなキッチンだが山小屋暮らしには充分。
 
 
 
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使用後はこまめに手入れしてきたので、トップ面や線材のゴトクに汚れやサビはほとんど無い。
 
工事を始める前に梱包の段ボールを解体して床に敷き詰める。

さていよいよ交換工事の始まりです。
M氏はやおら服を着変え作業服を身にまとう。「工事中は、いろいろなことがあるので作業服に着替え、心身共に気合いを入れてから工事を始めます」という言葉に、参加者から思わず納得のどよめきが・・・!
まずは現在取り付いている器具の撤去から始めます。
 
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このガスクックトップの品番はハーマンDC-201S(グリル付2口コンロ)
バーナー火力は左右同じ火力。
0.16kg/h ⇒ 1,920kcal/h ⇒ 2.23kw/h×2口
グリルバーナー
0.17kg/h ⇒ 2,040kcal/h ⇒ 2.37kw/h
ゴトクや排気カバー、バーナーキャップなどから順に取り外す。

 
 
 
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表からは見えなかったが、トップを取り外してみると、魚焼きグリルの排気筒から上面にかけて錆が結構発生している。
 
撤去前のガス配管の状態。左のコックからクックトップへ接続されている。右の分岐コックは鍋料理に使う一口ガスコンロ用のホースとカチット。
 
 
 
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クックトップの撤去前にガス配管を取り外す。  
ガス管の接続を取り外した後、カウンターへの取付け木ネジをはずし、後ろを持ち上げると本体ごと抜き取りができる。

 

M氏が独り言、「このままの開口寸法なら簡単に取替工事が終わるんだが、あらかじめ確認したら、奥行き開口寸法が60mm足りない。チョットばかり厄介かな・・・」
2ページではカウンターの穴開け工事を、3ページ目ではいよいよガラストップのガスクックトップへの取替工事をご覧になれます。


「これからの日本人にとってのキッチン空間のあるべき姿」を研究提案するHOTNET研究会はこちらから。
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