キッチン/キッチンリフォーム

シーズヒータのクッキングヒーターから IHクッキングヒーター取替工事

25年以上も使ってきたシーズヒータからIHクッキングヒーターへの交換工事の概要をご案内します。

執筆者:黒田 秀雄

 
IHクッキングヒーターへの取替工事
 

我が家のオール電化マンションのキッチンは、竣工当初のシーズヒーターとオーブンレンジとの組合わせのまま25年以上も利用してきました。
電気加熱方式のクックトップは時代順にエンクロヒーター、シーズヒーター、ラジェントヒーター、ハロゲンヒーターなどと様々に変わってきましたが、基本的にはニクロム線を使う方式が主流でした。IHクッキングヒーターは同じ電気でも加熱方式が全く違います。クックトップの加熱方式の違いは「家庭用加熱機器の機能と名称」という記事で紹介しています。その2ページ目で電気の加熱方式の違いを説明しています。

25年の間にクックトップの部分は、シーズヒーターやグリルヒーターの劣化で3回取替えています。最初はナショナル、次に日立、最後は三菱のクッキングヒーターを使いました。
写真でご覧になれるように、この電気レンジはワークトップとは縁切りのフリースタンディングタイプです。この電気クッキングヒーターとオーブンレンジを、最新式のIHクッキングヒーターとオーブンレンジに交換しました。この交換工事の概要を報告します。

 
CLICK!!  写真をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
取替前のクッキングヒーター(シーズヒーター方式)。
グリル付きクックトップ部分は三菱、オーブンレンジはナショナルという組合わせ。色も寸法も同じで違和感は全くない。こまめに手入れしていても日常の台所仕事で、ヒーター周りの煮こぼれの焼付きやサビの発生は避けられない。
 
 
CLICK!!
コンロの下は25年間交換せずに使い続けてきたナショナルのオーブンレンジ。数年前にマグネトロン下の雲母でできたパーツ交換をしたくらいで問題なく使ってきた。ただレバーハンドルが少々くたびれてきたのと表示の印刷などがはがれてきてかなり判読不明に・・・、年季が入った様子が伺える。
 
 
CLICK!!
フリースタンディングタイプなので、巾木部分のカバーをはずすと簡単に手前に引き出せる。   今まで使っていたクッキングヒーターのコンセントは左側の200V20Aだが、IHクッキングヒーターは容量が増えるため右側の200V30Aに変更する必要がある。大きさはこれほど違う。20Aと30Aとではケーブルの太さも違うため、交換工事にはブレーカー以降の電気工事も必要となる。

 
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