ついに日本市場に本格上陸・IKEA
システムキッチン市場に大旋風を巻き起こす!!
JR京葉線・武蔵野線南船橋駅前にIKEA日本の第1号店「IKEA船橋」が4月24日にオープンしました。今までもIKEAの家具や生活雑貨はいくつかの店で販売されてきましたが、スウェーデンに本社のあるIKEAが本格的に直営店として日本に出店するのは今回が初めてだそうです。世界34カ国-地域にあるイケアストアは平均すると3万平方メートルの店舗面積だそうですが、船橋は1階2階の売り場面積合計が約4万平方メートルという巨大な店舗です。
IKEAのビジョンは「より快適な毎日を、より多くの方々に提供すること」にあり、ビジネス理念は「優れたデザインと機能性を兼ね備えたホームファニッシング製品を幅広く取り揃え、より多くの方々に購入いただけるよう、できる限り手ごろな価格でご提供すること」だそうです。
店の入り口を入ると山積みになった90cm×60cmもある大きな黄色のショッピングバッグとカタログが目に入ります。お客はこのショッピングバッグを肩に掛けて店内を巡回するわけです。
来客はまず2階のショールームへと誘導されます。1階から強引に回ろうとする客も時折見かけますが、かえって何が何処にあるのか分からなくなってしまうため店内で迷い子になってしまうでしょう。誘導されるままにIKEAスタイルの店内をゆっくり見て回ることをお奨めします。壁面には19,900円の値段が大きく書かれた真っ白なソファがIKEA商品の代表選手として飾られています。
イケアストアを訪問したのはオープンしてからまだ2週間程度しか経過していない平日の午後でしたが、既にインテリアショールームと呼ぶ展示ブース内はディスプレイ替えが3カ所で行われていました。50名いるインテリアコーディネーターは毎日休む間もなく展示コーナーの模様替えを行い常に新鮮な生活空間を提供しようという姿勢がはっきりと伺えます。今までの日本のインテリアショップにはなかった底力を感じさせます。
各ショールームは、開店前の100以上と言う日本の住宅事情基礎調査のリサーチの中からパターン化した日本の実態空間に近いプランデータを参考にして作られているそうです。
10平方メートル程度のシングルライフの生活空間から、70平方メートル近い典型的な日本の住宅規模を模した空間まで約70のショールームが作られ、そこにはイケアのシステムキッチンが驚異的なお手ごろ価格で展示されている。
各ショールームに展示されているものは、システムキッチンから各機器類、ラック、やかんお鍋類、リネン類から照明器具まであらゆるものをIKEA商品として購入することができる。1万アイテムと言う驚異的な商品アイテムがこのようなショールームを構成している。
2階店舗は周りにショールームを配置し、関連する空間にダイニング家具、リビング家具、収納家具、SOHO家具、浴室・洗面・トイレ、キッズ家具、寝室家具、ベッド、シーツから枕やリネン類までありとあらゆるホームファニッシング商品がディスプレイされている。
ユーザーターゲットはあらゆる年代層という通り、若いカップルから小さな子ども連れのヤングファミリー、壮年層から熟年層、そしてかなりのシルバー世代まで年代層の巾の広さは来店客を見ていても実感できる。
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