試して合点、使って納得!Vol.39
BOSCH Compact Kitchen Machine
独・ボッシュ社コンパクトキッチンマシン
自動車機器や電動工具メーカーとしても知られるドイツのグローバルメーカーBOSCHグループは、その昔輸入家電の代名詞と言われた時期がありましたが、日本では今から15年前の1992年に家電・住宅機器分野から撤退した経緯があります。今では産業用機器以外に一般消費財としての自動車部品や電動工具のブランドとして知られる程度になったのが、とても惜しまれるメーカーでした。そのボッシュブランドが輸入家庭用家電機器として復活しました。
その輸入第一弾の商品が、このコンパクトキッチンマシンです。
輸入発売元は「日本グリーンパックス株式会社 BOSCH事業部」です。
このユニットがコンパクトキッチンマシン「MUM4435JP」の本体駆動部分です。
定格:100V 50/60Hz(定格時間10分)
消費電力:270w
本体外形寸法: Wide215mm/Depth245mm/Height265mm
本体重量:2.7Kg
回転数:1,700~12,250回/分
本体材質:ABS樹脂
ミキシングボウル材質:PP樹脂
この駆動本体には3箇所の駆動部があり、それぞれの駆動部にアタッチメントを取り付けて様々なキッチン作業ができる優れものです。
標準セットの「ミキシング機能」を使ってみる。
ミキシングボウルと泡立てフックをセットしたところ。10本のワイヤーできめ細かな泡立てが短時間でできる。
この駆動部はトルクが強く、回転数は60~370回転と比較的ゆっくりとした回転で混ぜ合わせる。
ボウルの底の微妙な形状(コンケイブ構造)と、フックの形状、斜めの回転軸が自転しながら8の字に偏芯回転をして均一にすばやく混ぜ合わせることができる。
ミキサー用のアタッチメントには左の3種類がある。
左から「こねフック」(パン種、重い生地のクッキー、ナッツやドライフルーツのミックス等に使う)、真ん中は「撹拌器」(ケーキミックス、クッキー等の軽い生地をこねる)、右は泡立て器(クリーム、卵白、ソースの混ぜ合わせ等に使う)。
標準セットのもうひとつの機能が「マルチブレンダー」と呼ぶフードプロセッサー機能。
パーツは左の写真の4つがある。本体にセットしたメタルカッターは、材料のみじん切り・ピューレづくり・ソースづくり等に利用。回転刃のディスクは、材料のスライス、細切りや千切り、すりおろし等に使います。
マルチブレンダーの回転数は10,000回転以上の超高速で食材をカットする。
フードプロセッサーはキッチンにぜひとも揃えたい道具のひとつです。手作業では大変な加工が実に手軽におこなえます。
■本体とミキシングセットの税込販売価格は33,600円
■マルチブレンダーセットの税込販売価格は18,900円
■合計フルセットセットで税込み販売価格は48,300円です。