キッチンからレンジフードが消えた!!
サンウエーブ・東京電力・三菱電機のコラボレーションキッチン
STYLE KITCHEN(スタイルキッチン)新登場!
サンウエーブから7月2日発売予定のオール電化住宅用の画期的システムキッチン「スタイルキッチン」が発表されました。
キッチンが生活の中で大切な空間であるとの認識が高まり、家族が揃ってキッチン作業を楽しめたり、ホームパーティの舞台装置の中心となって人々のコミュニケーションを生み出すニーズがますます高まりつつあります。その結果、キッチン空間とダイニング・リビング空間とのボーダレス化がすすみ、今やオープンスタイルのアイランドキッチンがキッチン計画の主流プランとまでいわれるようになってきました。
燃焼のための給排気が不要でキッチンを汚さない、クリーンでクールな加熱調理器具であるIHクッキングヒーターの普及が、この動きに拍車をかけていることは誰もが認めるところです。しかし、キッチンのオープン化に一番支障となって目障りだったもの、それがレンジフードの存在でした。
東京電力のSwitch! the design projectの一環として、サンウエーブがキッチン本体、三菱電機がIHクッキングヒーターと次世代型の新捕煙システムという3社のコラボレーションで試作検討と、消防をはじめとする所轄官庁との協議を重ねて生まれた画期的なシステムキッチンがついに登場したのです。
これは、レンジフードではなくIH 用空気清浄システムと呼んでいます。
アイランドキッチンからは家族の対話が生まれます。目障りなレンジフードが消えて、キッチンインテリアのデザインの可能性がますます広がることになるでしょう。
これが次世代型捕煙システム「IH用空気清浄システム」の外観です。
スタイルキッチンをリビング・ダイニングにレイアウトすると、エンタテイメントキッチンの要素が生まれ、家族の中心にあるキッチンプランが可能となります。
次世代型捕煙システム「IH用空気清浄システム」の概念図です。あくまでも三菱電機の専用IHクッキングヒーターとの組合わせで、消防法をクリアできていますから、似たようなものを制作・施工することは絶対にやらないでください。
ゲート型スタイルキッチンの補助作業台ともなる収納ワゴンには昇降式のテーブルタイプも用意されています。
■このシステムは現在の消防法の規制に準じていない背面排気のフードレス排気システムとは全く違ったものです。本文にも記載している通り、似たようなものを制作施工することは消防署としても一切認めていませんから、計画には充分ご注意ください。
■この捕煙システムから漏れた油煙や水蒸気、臭気等を屋外に排出するためには、排気能力が100m3/h以上の能力の天井組込みのダクト式換気扇を必要な離隔距離を確保した天井面に設置する必要があります。
■キッチンまわりの不燃仕上げのガイド記事「快適で安全なキッチン空間をデザインするために・キッチンのコンロまわりの制約」を参考に、キッチンの設計施工をお願いします。
■一昨年改正され、丁度一年前から設置が義務づけられた「消防法改正!2006年6月1日から火災警報機設置義務」はスタイルキッチンを採用した時にも適用されます。
■サンウエーブの公式サイトもご覧ください。新着記事の中にこの「スタイルキッチン」が掲載されています。
■今回の記事に使用した画像はすべてサンウエーブ・広報室から提供されたものです。
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