どこが違うの?疑問解明シリーズVol.1
キッチンペーパーとティッシュペーパー


まず、この2種類の紙製品には使用目的の違いがあり、その目的にあった素材と加工方法が加えられていることです。 すなわちキッチンペーパー(以降KPと略します)は、水や油分を吸い取る能力が求められ、ティッシュペーパー(以降TPと略します)には、柔らかさと滑らかさが求められます。

KPは長繊維のパルプに湿潤紙力剤を多く加えて、湿らせたときの紙の力を持たせます。ぬれても強い紙になります。
TPは短繊維のパルプを使って、湿潤紙力剤を少なくし、でんぷんを混入して滑らかにし、乾燥紙力剤すなわち乾燥した状態で強い紙をつくります。

仕上げ加工の段階で、KPはエンボス加工をおこなって、厚みを出し、吸水性能を高めています。形状はロールタイプとボックスタイプのカット紙があり、TPはエンボス加工はせず、すべてボックスタイプのカット紙形状となります。
一般的に、KPのロールタイプは2枚重ねでのり付けをし、ボックスタイプの2枚重ねはのり付けをしない。TPはツルツルの柔らかい面を表裏に2枚重ねしのりづけはしない。

ちなみに、コーヒーフィルターや落としぶた用の紙製品は、漂白剤を用いない未ザラシのものが多い。 また、KP、TPともに湿潤紙力剤を加えて、水に強く溶けにくくしているので、トイレに流すことは止めていただきたいそうだ。

ということで、キッチンペーパーとティッシュペーパーの違いをご理解いただけたでしょうか?

エコロジーの観点からキッチンペーパーの消費を見直そうという動きもあります。皆さんの生活価値観の違いからいろいろな意見があると思いますが、従来の布巾の良さもまた忘れてはならないものだと思います。
限りある資源を有効活用するためにも、身近な商品をもう一度見直してみる習慣を身につけたいと思います。


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