インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

インテリアコーディネーターになりたい人に! インテリアコーディネーターって(2ページ目)

インテリアコーディネーターになるには、どうしたらいいのだろう!そんな悩みを解決、インテリアの仕事をしたい人にアドバイスを!

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

■具体的な仕事の内容
1)建築図面を読みとり、より良い生活が出来るように動線計画や家具のレイアウトを考えます。
2)インテリアエレメントの色彩計画をたてます。
3)快適な明るさやデザインを考えて照明器具を選び、照明の配置を計画します。
その他に、コンセントやスイッチ、電話やTV端子の位置のチェックをします。
4)使いやすいキッチンのレイアウト、便器や洗面台などの水回りの機能とデザインを提案します。エアコンなどの機器の位置もチェックします。
5)大きさや利便性、価格、デザインを考えて家具の選定とレイアウトを提案します。既成の家具だけでなく、収納や機能を考えて造作家具のデザインもします。
6)カーテンやブラインドなどのウィンドウトリートメントのデザインをします。
7)商品のリストを作り、見積書を提示、商品確認のためにショールームに同行します。
8)お客様の確認をとり商品の発注、納入立ち会い、家具などのセッテイングをチェックします。

これらの仕事はお客様の生活スタイルや価値観を良く理解し、ニーズにあったインテリアを提案することが最も大切なことです。また、建築設計者、施工業者との打ち合わせや、メーカーや業者への手配など複雑な仕事の流れをスムーズに運ぶために、お客様とのパイプ役も大切な仕事になります。

■インテリアコーディネーター に必要な能力
●人の話を良く聞くことが出来ること(ヒアリング能力)・・・相手の要望を的確に聞き出し、相手の感性をキャッチする能力が必要です。
●美的センスがあること・・・プランをまとめたり、相手に的確にわかりやすくプレゼンテーションするためには、どうしても美的感覚、美的感受性が必要になります。
●総合的に物事を処理出来ること(トータルな能力)・・・多種多様な要望や予算調整、複雑な関連職種との交渉、商品情報などを冷静に客観的に処理、調整しアドバイスする必要があります。
●積極的で物怖じしないこと・・・明るく積極的にリードできること
●情報に敏感で行動的なこと・・・インテリアだけでなく幅広い分野までアンテナをはり、最新情報のチェックが必要です。
●誠実で独りよがりにならないこと・・・相手から信頼感を得ることが必要です。



■インテリアコーディネーターどんなところで働いているの!
*住宅メーカー:(住宅展示場などにある、住宅を設計し工事を請け負うところ)
*内装施工業: (リフォーム工事や、壁紙やカーペットを施工するところ)
*住宅設備会社: (浴槽や便器などの設備機器、システムキッチンなどを扱うところ)
*デパート: (家具やインテリア、インテリア小物の売り場)
*インテリア専門店: (家具店、照明器具店、カーテンやファブリックのお店)
*インテリアメーカー:(家具、壁紙、カーペットなどを製造しているところ)
*建築設計事務所、デザイン事務所など


              (C)March.2002 Copy & Photo by kanno


■インテリアコーディネーター資格試験
(社)インテリア産業協会が主催するインテリアコーディネーター資格の受験案内はここです。


■インテリアを教えてくれる専門学校
(社)インテリア産業協会のホームページ<会員企業一覧<教育機関よりここに専門学校の一覧表があります。


■関連サイト

インテリアの仕事がしたい人に!こんなにたくさんあります!インテリア関係の仕事も参考にしてください。
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