畳
本格的な和室を持つ住宅は少なくなりました。でもやっぱり、和のテイストは心が和みませんか。(H社展示場 インテリアコーディネート 鈴木 理恵子)
日本の住宅は洋風化され本格的な和室のある家は少なくなっていますが、和の雰囲気はやっぱり人気があります。海外でも、簡素で自然と対話するような日本のデザインが見直されて、竹、和紙などいった昔から日本で用いられていた材料も活用されることが増えてきました。

和風アイテムの代表といえば畳。畳も置き畳ならば手軽に使うことができますね。 今回は上海で畳を販売しているピソコモド 内藤さんに置き畳を選ぶときのポイントについて伺った話なども踏まえて、置き畳についてご紹介していきます。

空気清浄の役割を持つ畳

ガイド:置き畳について話を伺う前に、畳の特徴について教えてください。

内藤さん(以下敬称略):畳は健康にいい内装材というのをご存知ですか?

ガイド:あまり気にしていなかったのですが、そうなんですか?

内藤: 畳に使われるイ草の中はスポンジのような構造になっています。だから、湿度が高い時期には吸湿し、湿度が低い時期には放湿するという高い調湿機能があるんですよ。

また、同時に二酸化窒素やホルムアルデヒドなども吸着する空気を浄化する機能も持ち合わせているのが特徴です。

ガイド:そんな特徴もあったのですか。湿度の高い日本の理にかなった材料で健康にもいいのですね。

転んでも安心

畳
フローリングは固いので、直接座ると肌触りがあまりよくありませんね。踏み心地が柔らかな畳は子どもの遊び場としても重宝します。
ガイド:それと、保温性も抜群ですよね。上海の冬はすごく寒いので、コタツ+畳をリビングに準備する人もいるんですよ。 あとの特徴としては、畳は踏み心地も柔らかいことも有りますね。

内藤:ええ、フローリングに比べるとずっと柔らかいですよ。だから、小さなお子さんの遊ぶスペースとして使われることも多いのです。

ガイド:置き畳ならば、手軽に敷けるし、移動もできる。また、不要なときは片付けることもできますから、スペースを多目的に使いたい場合にはお勧めですね。私が気になるのは、置き畳は使っている最中にズレたりしないんですか?

内藤:ええ。裏に滑り止めがついていますし、物によってはジョイントがありずれないようにしてあるものもあります。あとは、敢えてフレーム(枠)を回して、ズレ防止効果と共に畳スペースを強調することもできます。

次ページは、置き畳選びのポイントです。