
一日の疲れを癒すバスルーム。広いとはいえない空間に、普通はオープン棚を利用してたくさんのアメニティグッズが並んでしまいます。見せる収納をすることになりますので、普段お使いになるシャンプーやタオルなどは、慎重にカラーを選択しましょう。特に気をつけたいのは水栓金具、タオル掛けなどの金属のデザインです。輸入のおしゃれな水栓金具は、便利な多機能を望まなければデザインもよく、価格も手ごろなものがあります。
洗面室は、アメニティグッズが勢揃いします。この空間には隠す収納をお薦めします。できるだけ扉の中や引き出しの中に収納しましょう。目にふれるものはほんの少し、選び抜いたグッツを飾れば清潔感があり、洗練されたマニッシュな空間になります。
また、見せる収納をするのであれば、すべてのアメニティグッズのカラーを統一すること。インテリアグッズが街にあふれている現況では、すべてのカラーを統一することも難しくありません。たとえば、濃いブルーにシルバーだけで統一し、シルバーのバスケットにグッズをいれてカラーコーディネートするなどと、意識的にカラーで楽しみましょう。

窓枠などの塗装色は、この家のテーマカラーであるライトグリーンが使われ、優しさを醸し出しています。癒しの浴室からは、窓ガラスを通して、この浴室のために植えられた大きな樹木が眺められます。
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建築デザイン デザイナーズ共プロ:江崎 溥:江崎 溥
デザイナーズ共プロHP
インテリアデザイン KANNO設計室:菅野民子
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