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No.2 魅力のピンクで色合わせ!

私たちを取り巻くさまざまの色、それぞれの色が心と身体に大きな影響力を及ぼしています。色からのメッセージ、甘くせつない“ピンク”をインテリアに取り入れるときのアドバイスです。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

ピンクといえば、ロマンチックで「ベビーピンク」という言葉があるぐらい、清らかな、清純な色の代表です。でも、この色は人によって好き嫌いがはっきり分かれる色、インテリアにピンクを上手に使うことは至難のワザといえます。そんなカラー「ピンク」を使いこなしてみましょう。

旬の色「ピンク」が主役の色使い

■ピンクの色彩効果を生かす!
一般的にはピンクは可愛らしい色として、女の子のベビー服や子供部屋によく使われます。やさしい色「ベビーピンク」には、ピュアで清純、すくすく育ちあがる親の希望と願いが込められているのでしょう。ピンクは、私たちの心(mind)に作用して、色の持つ“ぬくもり”が精神的に満足を与えてくれる癒しの色と言われています。
ピンクを子供だけの色にしておくには勿体ないですね。旬の色「ピンク」が主役の色使いを大人のインテリアに取り入れてみませんか!ピンクには癒しの効果あるので、その優しさが一人暮らしの方や激務で忙しい人にはピンクの優しさが心を慰めてくれます。
 

■ピンクの色合わせ!
まずは、ピンクと白の2色使いで実践してみましょう。パステルカラーのピンクは、白が「かくし味」となって、美しいニュアンスが生まれ、微妙なあやを醸し出します。ボリュームは各色半々、あるいはピンクを少しだけ多めにすると新鮮に感じられるます。
部屋中、床、壁、天井、カーテン全部ピンクで埋め尽くしてはいけません。ピンクの使いすぎは禁物です。「どうしたら、ピンクがきれいに見えるか!」を主題に考えましょう。
もっとファッション的にディスプレーするには、ピンクのモノをまとめてブロックごとにディスプレイするのがコツです。さまざまなピンクをまとめてボリューム感を出して飾ったり、あるいはピンクの同系色の中にほんの少しだけ反対色の薄いブルーを入れてまとめてましょう。

この写真は「2004インテリアライフスタイル展」の日本テキスタイル協会のブースです。さまざまなピンクで飾られています。楽しいピンクの色使いの参考にしてみてはいかがですか。


それでは、次ページにて、“大人っぽくピンクを使う”方法です!
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