インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

お気に入りの物を素敵に飾るテクニック(2ページ目)

インテリアが大好きで雑貨に目のないあなた、どれも素敵に見えてひとつに決められないあなたに、品物の選び方と飾り方のノウハウをお教えします。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド


お気に入りのコレクションを上手に飾るコツ


さて、お気に入りのコレクションを上手に飾るコツですが、第一に、ひとつひとつ部屋の中にバラバラに置かないこと。落ち着きのない空間になります。置くときは、グループにしてまとめて置いたほうが強い主張が生まれ効果的です。さらに、コントラストやバラエティーを加えることにより、アイテム全体が強くアピールされます。ただし、テーマをきめて、飾りすぎないように気をつけましょう。ひとつずつが見えるように、全体でひとつのテーマが主張できるようにディスプレーしましょう。

【参考例その2】
ダイニング
リビングに置かれたキャビネット
キャビネットの上部にはビビットな色をアクセントにしたディスプレイーをしています。普段使いの食器もコレクションとして飾ってあります。
左右にあるイスは日常には使っていない、ゲスト用です。イスも座るだけでなく、ディスプレー台として使い、オーナメントとして部屋全体のバランスをとっています。


■ときどきディスプレーを変えましょう。 何年も同じでは好きな物も良いと思えなくなります。質のわるいものは取り除き、コレクションを向上させるのも楽しみです。日本の四季をうまく利用し、季節による行事にうまくタイアップさせるのも腕のみせどころです。



■色彩効果を考えましょう。 テーマカラーをきめて色数を絞り込みグラデーションにするなど、また面白みがないときはアクセントになる色、差し色(補色)をバランスを考えて加えてみましょう。コレクションと壁面とのつながりがポイントになります。コーナー全体、部屋全体のバランスも考えましょう。
また、アイテムが違っていても、ひとつのテーマカラーが共通していれば形が違っていてもまとまります。



お気に入りの物を素敵に飾るための品物の選び方やお気に入りのコレクションを上手に飾るコツを覚えて、インテリアが大好きで雑貨に目のないあなたのお部屋もセンスアップしてくださいね。

(C)July.2005 Copy & Photo by kanno
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