東京国際家具見本市！日本からの発信(2ページ目)

AOYA washi lamp　(谷口和紙株式会社)

継ぎ目のない三次元の柔らかい曲線を描くランプシェードです。伝統の因州和紙と形状記憶」という先端技術を組み合わせた照明器具。ひとつひとつ手作りで、和紙が持つやさしいフォルムから透ける光はなんともやさしく、まわりを包み込みます。この作品は、「新日本様式」100選にも選ばれています。

METAPHYS hono メタフィスホノオ (シルバー精工株式会社)

ムラタチアキデザインのLEDライトです。マッチをする動作で点灯、息を吹きかけるとすっと消える不思議な灯りです。デジタルな技術を使っているのですが、ろうそくのような温かみがあります。これも「新日本様式」100選のひとつです。



このMETAPHYS(メタフィス) では、家電からファッションまでユニークな商品を生み出している、今注目のカンパニーです。METAPHYSの語源は、「すべての存在の基本原理を追及する学問」を意味するとか難しいのですが…！

ガイドはネットでこのプランターを発見、現物を見るのを楽しみにしていた作品です。フレームの中に種をまき、育っていくのを楽しむという、時間を壁に飾ることができるユニークなフレームです。

これケーキではない！タオルなのです！「ル・パティシエ」

これケーキではなく、ほんものそっくりのタオルです。笑ってしまいますね！あきれるほど楽しいアイディア、贈り物に大反響です。2005New York Home Textiles ShowでBest New Product Awardを受賞しています。


美味しそうな色合いのタオルを使用し、いちごやダークチェリーはメモクリップとして使えるマグネット付きマスコット。厳選した素材を、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドで仕上げています。ル・パティシエのこだわりを、肌で感じてみてください。


ケーキ屋の前での人だかりではなく、2007年9月のメゾン・エ・オブジェでの「ル・パティシエ」の展示風景です。パリっ子にも大人気です。（写真は2007年9月メゾン・エ・オブジェからです。）


今年の東京国際家具見本市は、海外からの出展者も少なくインテリア業界の厳しさを肌で感じるものでした。その中で「sozo_comm」のブースだけは活気があふれていました。インテリアって家具だけではなく、生活を楽しむ全般、ライフスタイルと考えることが根付いてきたようです。今回紹介したのはほんの一部、まだまだおもしろいモノがたくさん展示されていました。この記事で取り上げた作品は、すべて最終選定される訳ではないのですが、そんなの関係なく、それぞれ海外で大活躍しています。

（IFFT(東京国際家具見本市) sozo_comm展にて、選定委員による現物二次審査が行われ、44社が sozo_comm事業対象として選定されました。今回選定された商品は、来年2月に開催されるアンビエンテ国際見本市(独フランクフルト)に出展される予定です。）



＜DATA＞今回のトレンド情報
IFFT東京国際家具見本市

＜関連サイト＞
Ishikawa Design Office
BITOWA
AOYA 谷口和紙
METAPHYS （メタフィス）
ル・パティシエ


「sozo_comm」の詳しい情報は
「デザイナーズファニチャー」の記事を参考にしてください。
「世界に通用する日本ブランド誕生なるか？」

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