「広さ」だけじゃない「明るい居心地の良さ」重視
団塊ジュニア奥様は、リビングの「広さ」だけでなく「明るさ」も同じくらいこだわる傾向に |
「広さ」も当然のことながら、「明るさ」も重視している点に注目してみましょう。団塊世代やそれ以上の世代の一昔前のリビングは、多少暗くても照明をつければいいと考えられがちでしたが、ジュニア世代は昼間の自然光をことのほか重視していることが分かります。当然、南向きリビング、開口部の大きい窓や吹き抜けといったプランが挙がってきます。これは、最近の「光と風」を重視する傾向、光や風を感じやすい「シンプルナチュラルテイスト志向」とも相通じる傾向といえるでしょう。
欠かせない装備は「防犯機能」「外断熱」「床暖房」
意外と堅実志向で知られている団塊ジュニア世代。リビングに欠かせない装備が大画面テレビでも音響システムでもなく、目には見えにくい「防犯装備」や「快適な温熱環境」がトップに挙がっているところが、“花より実を採る”団塊ジュニア世代らしい興味深い点。「外断熱」「天然木材フローリング」が支持されている点も、エコ・ロハス・環境意識の高い表れかもしれません。Q.リビングに欠かせない装備は?
1位 テレビ付きインターホン 66.8%
2位 防犯ガラス 53.2%
3位 外張り断熱外壁 47.2%
4位 床暖房 42.9%
5位 天然木材フローリング 33.8%
限られた住宅空間だからこそ「広く高く明るく見える工夫」が求められている(神谷コーポレーション「フルハイトドア」) |
次回のシリーズ記事では、同じ団塊ジュニア世代でも男女・夫婦とで好みの差があることなどをご紹介します。お楽しみに!
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