住宅設備・建材の選び方/住宅設備・建材のトレンド

価格・設備etc.先輩達のキッチン・バス選び(2ページ目)

家づくりを終えた先輩たちがキッチンやバスルームにいくらぐらいかけたのか、どんなビルトイン設備機器を取り入れたのかをデータをもとにみていきましょう。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

バスルーム平均購入金額は89.5万円。広さは1坪~1.25坪

バスルームは癒しの空間に?
癒し空間としてこだわる人も多くなっているバスルームは、92%の人がシステムバスを取り入れたと答えています。現場施工型も若干増えてきていますが、多くの方がシステムバスを設置しているという結果。これは、施工メーカーの多くが標準仕様としてシステムバスを取り入れていること、施工性が高いこと、商品バリエーションが豊富でショールームで空間を確認できることなどがその要因ではないでしょうか。

そんなバスルームの平均購入金額は89.5万円。やはり購入金額にはバラツキがあって、50~75万円未満が17.3%、100~150万円未満が16.8%、75~100万円未満が10.4%です。システムバスも、デザイン性や機能性を高めつつ価格を抑えた商品が増えてきていますし、さまざまな要望に応えられるアイテムを揃えているので、希望の予算に沿った商品を選ぶことができるということでしょう。

■バスルームまわりに設置・購入した周辺機器
(上位10項目を抜粋)


では、バスルームにはどんな機器を取り入れているのでしょうか?まず、全自動給湯が67.0%。給湯器は地味な設備機器ですが、バスルームだけでなくキッチンや洗面にもかかわる重要なアイテム。最近の商品は、便利機能が多彩ですので、生活スタイルに合わせて選ぶようにしたいものです。続いて、手すりが65.5%、浴室乾燥機が51.8%という結果。若干ですが増えているのは、多機能シャワーやTV・AVなど居心地をアップさせる設備機器。より癒しの場としてのバスルームが求められているようです。また、バスルームの広さは56.6%の人が1坪~1.25坪と答えています。1.25坪~1.5坪は22.4%。子供と一緒に入浴することも可能で、ゆったりめの広さを求めている、ということでしょう。

【関連情報】
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先輩たちのキッチン・バスルーム選びはいかがでしたか?あなたのライフスタイルや予算と比べながら、わが家なりのこだわりをプラスして、快適な空間を実現させてください。また、これらのキッチンやバスルームは、メーカーのショールームも多く、比較検討しやすい設備機器と言えるでしょう。先輩たちもショールームでの情報は役に立ったと答えています。ぜひ、何度もショールームに足を運び、さまざまな角度から商品をチェックし、選ぶようにしてください。

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