家の中心に床の間を設ける

一般に床の間は和室にあり一段高く上げ、掛軸が飾られます。昨今では床の間のある家が少ない中、狭い敷地では床の間をつくるスペースがなかなかとれないのが現状です。しかしあきらめることはありません。1階の床面積が12.6坪の家の中心に床の間をつくりました。


リフォームBEFORE

リフォーム前の間取り

(東京敷地15坪・5人家族の住宅リフォーム:佐川旭設計監理)
1F
2F


リフォームAFTER

リフォーム後の間取り
(東京敷地15坪・5人家族の住宅リフォーム:佐川旭設計監理)
1F
2F


このお宅にはどこか昭和の空間づかいが感じられるとともに、家族の姿が浮かび上がる工夫が家の端々に見られます。

狭小住宅ではとかく小さいことがマイナスと捉えられ、これを乗り越えるプランが考えられています。生活機能上【寝る・食べる・洗濯する】無駄な空間をなくし、できるだけ部屋を広く取ることが要求されたり、圧迫感を生じさせないよう、空間を広く見せる工夫がなされます。もちろんこれらは家づくりの基本的要素ですが、住まい手の感覚に触れるものが空間にあれば家はもっと居心地のいいものになるでしょう。


生活の中の美

床の間を家の中心に据えたわけとは。
生活の中に美をおくことは大切であるからです。また家づくりにおける施主のこだわりが、自分の作品を飾る床の間がほしいということにありました。床の間をおくことによって、玄関に入った時住み手の人柄を印象づけるとともに、住み手にとって愛着のある家となりました。


床の間の他にも小さく大きな工夫が満載次のページへつづく→