地縄が張ってある敷地 |
これから半年に渡り“家づくり講座”を月3本のペースでお届けします。これであなたも・・・半年後には家づくりのエキスパートになれる!第1回は、家づくりの第一歩となる「土地探し」。その土地に家を建てて定着していくと考えると、土地(敷地)選択が住まいそのものを大きく決定づけるカギとなってきます。
土地(敷地)にも性格があるんです!
敷地の持っている条件をあげてみると、
・周辺環境や接道道路といった社会的条件
・地質や地耐力といった風土的条件
・法的条件
敷地を決める際には、これらすべての適正を知る必要があります。
大きさや金額だけで判断してしまうと、プランニングの時、または実際に住み始めてから「こんなはずでは・・・」なんてことになりかねません。
一見は百聞にしかず
周辺環境を知るには、敷地に足を運んで周辺を歩きながら、ここに住み生活している自分や家族をイメージしながら環境を体感してみると良いでしょう。実際に使う交通機関を利用してみたり、商店街や近くのスーパー、学校、病院といった生活とは切り離せないものの位置を確認することも大切です。見落としがちなのが、朝・昼・夜の環境の違い。昼に敷地を確認した時は交通量が少なく静かな住宅街だと喜んでいたところ、たまたま夕方通ってみたところ前面道路が抜け道となっていて交通量が激しかった、なんて話もよく聞きます。これは、平日と休日でも同じことが言えますね。
★佐川のワンポイントアドバイス
敷地を見に行った際、方位磁石で方角を確認することを忘れないで下さい。道路がどの方角に接しているかによって、駐車場や玄関の位置がおおよそ決まってきます。また、ローコストを考えるなら水回り設備の配置は道路に近い方が経済的と言えます。