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家づくり講座3:地耐力を知る(2ページ目)

地盤は建物の荷重(重さ)に対して耐えうる強さを持っていなければ、建物は傾いたり沈んだりしてしまいます。この耐えうる地盤の強さが「地耐力」。建物の耐震性・耐久性の決め手のカギとなるでしょう。

地盤調査の結果が悪かったら


調査結果により一定の地耐力が確保できないとなると、地盤改良や地盤補強を行う必要があります。硬い地盤までの深さにより、補強方法とそれにかかる費用が変わってきます。費用はおおよそ約70~200万円と大きな金額ですので、なるべく早い段階で地盤調査を行い資金計画をすると良いでしょう。
<表面地盤改良による補強>

約2mの深さまで軟弱地盤。
地盤全体の表面の土に凝固剤を混ぜて固める。
<柱状改良による補強>

約5mの深さまで軟弱地盤。
穴を掘って柱状にコンクリート(凝固材)を埋めて柱をつくり、下の固い地盤まで通して建物を支える。
<鋼管杭による補強>

硬い地盤が6m以上の場合。
小口径の鋼管杭を硬い地盤まで埋め込む方法や杭自体の摩擦を利用した摩擦杭を用いて建物を支える。



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