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家づくり講座3:地耐力を知る

地盤は建物の荷重(重さ)に対して耐えうる強さを持っていなければ、建物は傾いたり沈んだりしてしまいます。この耐えうる地盤の強さが「地耐力」。建物の耐震性・耐久性の決め手のカギとなるでしょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

地盤は建物の荷重(重さ)に対して耐えうる強さを持っていなければ、建物は傾いたり沈んだりしてしまいます。この耐えうる地盤の強さが“地耐力”。建物の耐震性・耐久性の決め手のカギとなるのが一番下で支える地盤と基礎と言えるでしょう。

地盤が悪いと・・・どうなる?


軟弱な地盤に家を建てることによって、家の基礎全体が沈むことを“地盤沈下”といい、部分的に地盤が硬いところと軟らかいところがある敷地に家を建てることによって、軟らかいところだけが沈んでしまうことを“不同沈下”と言います。これらは、軟弱な地盤を埋め立てたり傾斜地を造成した敷地で起こりやすく、不同沈下の場合は、建物に不均一な力が発生して傾きや破壊をまねく原因となります。これらを避けるためにも、まずは地盤を調査することが重要です。
地盤沈下と不同沈下

地盤調査の方法


地盤調査とは、地盤の強度(N値)を調べることにより、その地盤の上に家が建てられるかどうか測定することです。家を建てる敷地での地盤調査で主に用いられる2つの方法を紹介します。

<スウェーデン式サウンディング法>
地盤の強度を調べるのに最も一般的な試験方法です。多少誤差がでやすい方式ですが、約5~7万円位と低コストで調査できます

<ボーリング試験(標準貫入試験)>
地盤の試料(サンプル)の採取が可能なため、土や岩を直接観察でき、地盤の硬さをはじめ地層構成も明らかになり確かなデーターが期待できます。費用は20万円前後です。

【関連リンク集】
あなたの土地に地耐力はある?
軟弱地盤判定の目安は?


★佐川のワンポイントアドバイス
自分でできる簡単な地盤調査の方法は、敷地をスコップなどで1mほど掘って地盤を確かめてみると良いでしょう。砂利(小石)、砂、粘土質なら硬い地盤と考えられます。反対に、スコップがスッと入るような土は腐葉土と考えられ軟らかい地盤といえます。掘っていると地下水が染み出てきたり、雨の日に歩くと靴がめり込み足跡がくっきり残ったり、水はけが悪い敷地も軟らかい地盤の特徴です。


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