洗濯/部屋干しのコツ

梅雨どきのお洗濯、ツボとコツ決定版!(2ページ目)

ジメジメする梅雨はお洗濯にとっては最悪の季節ですが、だからこそパリッとした服に腕を通すととても気持ちよいですよね。少しでも早く干せば臭い発生の心配も減ります。梅雨どきの室内干しのコツをおぼえましょう!

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

室内干しのコツ

さて次はいよいよ干すステップです。全自動乾燥機も以前より性能upしているし、エアコンも効果的ですが、家計的には悩ましいところ。室内干しを上手に取り入れてみましょう。

■換気や湿度コントロールをしやすい場所を選ぶ
室内干しには洗濯物の周りの湿気が停滞しない、換気や湿度調節のしやすい場所が向いています。たとえば換気扇の近く。換気しながら干せば湿気がこもりにくく、少しでも早く乾きます。扇風機を併用すれば効果倍増。

ほかには、リビングや階段の踊り場など広く開放的な場所も○。除湿機を使うなら、機種に合う広さで。広すぎる場所ではせっかくのパワーが半減です。

■風のある場所、なければ起こす!
風は洗濯指数の条件にもあるとおり、乾燥時間を大きく左右します。洗濯したての濡れた物は、ベランダに雨よけがあるなら、雨が降る日でも外に干した方が風があるぶん乾きがよいくらいです(ただし半乾きより前に室内へ移動しないと逆に吸湿してしまうので要注意)。なければ扇風機を洗濯物に直接風が当たるように置きます。扇風機の置き場所を確保することができれば◎なのです。

■洗濯もの自身の温度を上げて蒸発しやすくする
干す前のひと手間で乾きが早くなります。洗濯もの自身の温度を上げて蒸発しやすくするのです。具体的には「最後のすすぎにお湯を使う」「乾燥機を30分程度かけてから干す」「アイロンをざっとかけて干す」など。Yシャツは濡れた状態の方がアイロンがけに向いているので一石二鳥です。

■干し方は表面積を最大に
干し方でもちがいます。空気に触れる面を最大に、つまり、生地が重ならないように工夫して干した方が早く乾きます。

具体的には、タオルは「端っこだけ」か「斜めにずらして」物干しざおにかけて落ちないようピンチで留めるほか、「シーツはピンチハンガーへジグザグ型に」「衣類は裏返して縫い目を表に」「パンツは内側にも空気vの通り道を作る」「シャツ類は逆さバンザイ型に」「針金ハンガーでなく幅広・腕の長いハンガーを使う」などです。さらに詳しい説明はガイド記事「室内干し・干し方のコツ」をご覧くださいね。

 
梅雨どきのお洗濯を制する者は四季のお洗濯を制するも同然! 鬱陶しいなぁとストレスをためるより、色々ためしてみましょう。なんだか楽しくなってきますよ。

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