ミュンヘンのエリアガイド(6ページ目)

シュヴァービングと英国公園

旧市街を北上したエリアはシュヴァービングと呼ばれています。ここは19世紀後半から20世紀初頭に、文豪トーマス・マンや画家カンディンスキーなどの作家や芸術家が活躍した地。目立った観光名所はないものの、食事や夜のお出かけに便利なエリアです。

「ドイツ料理にちょっと疲れた。手軽なイタリアンやアジア料理はないかな？」と思ったり、「ミュンヘンのナイトライフだって楽しまなきゃ！」という時のおすすめエリアがシュヴァービング。マリエン広場から地下鉄（3番か6番）で3～4駅目のロケーションで、レストランの種類も値段も幅広く、バーやクラブが集まっているのもこの界隈。深夜まで営業するカフェや、芸術家の町を偲ばせるムードあるお店も多く、ガイドもしばしばお世話になっています。目抜き通りのレオポルト通りは、カジュアルブティックや飲食店が立ち並ぶショッピングストリートです。

シュヴァービングの東に広がる英国公園は、夏場の人気スポット。5月から10月の間、夏の風物詩ビアガーデンが、ミュンヘン各地にオープンします。観光客に人気なのが英国公園内のヒネージッシャー・トゥルム（中国の塔）。7000席という規模のビアガーデンで、その光景はまさにビールの王国。シーズン中、朝10時から23時までオープンしています。