田舎暮らし/田舎暮らしの街選び・物件探し

とれたて!全国田舎物件情報/空き家編8(3ページ目)

今回は長崎県の「空き家」をピックアップ。移住地での住まいは、借家か?建売りか?新築か? ガイドが独断で選んだ全国の田舎物件をご紹介します。さぁて、あなたにピッタリの住まいは見つかるか!

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド


気候温暖な自然公園に抱かれた町/長崎県西海市

県内の2大都市である、長崎市と佐世保市の中間に位置する町。三方を五島灘・佐世保湾・大村湾に囲まれた西彼杵半島北部と、周辺に点在する島々から構成されている。

ほとんどの地域がリアス式海岸で、海岸線は複雑に入り組んでいる。「島々の王国」と称される西海国立公園、大村湾県立公園、西彼杵半島県立公園の3つの自然公園にも指定されており、多くの島々と複雑に入り組んだ海岸線が素晴しい景観をつくり出している。

西海市のココが魅力
・海に囲まれていて沿岸漁業での海の幸が豊富。南東部の大村湾沿岸ではナマコや牡蠣、真珠など、北部・西部の五島灘ではアラカブ(カサゴ)、クエ、ブリ、アワビ、イセエビ、ウニ、ワカメ、ヒジキなど、多くの水産物が漁獲される。

・西海橋公園は、総面積29ヘクタールを有する観光型の公園。佐世保市と西海市にまたがり、アスレチック広場、ソフトボール場、展望台等が整備されている。節句潮と呼ばれる旧暦3月3日の大潮時には「大観潮会」が催され、1500本の満開の桜とともにレクリエーションを楽しむ家族らで賑わいを見せている。

・九州本土から五島列島に飛び石のように連なる、4島からなる西海市崎戸町。現在の町の基幹産業は九州でただ一つの製塩工場であり、副産物としてミネラル塩「いそしお」や豊富な真水を産出している。手付かずの美しい自然と在りし日の炭鉱遺産が残っている町である。

■西海市の空き家探し>>空き家情報

海と緑、歴史を活かす癒しの町/長崎県壱岐市

大陸と日本本土の間、玄界灘に浮かぶ東西15キロメートル、南北17キロメートルの丸い平べったい島の町。北西の海上に対馬が位置している。気候は対馬暖流の影響を受け概ね温暖な海洋性気候で、年間を通して過ごしやすい気候であるといえる。

原の辻遺跡や巨石古墳群など数多くの歴史的遺産と豊かな自然環境を併せ持つとても魅力的な町。

市域全域が壱岐対馬国定公園に指定されており、日本の快水浴場百選に選ばれた筒城浜及び辰の島海水浴場をはじめ、透き通った海ときれいなビーチが多数あり、夏にはマリンレジャーのメッカとして多くの観光客で賑わっている。

壱岐市のココが魅力
・海女漁の新鮮な海胆(ウニ)、噛むほどにその甘みが増すケンサキイカ、岬の草原で潮風に吹かれながら育てられた壱岐牛、麦焼酎発祥の地壱岐の島、わかめ・あおさ・ひじき・いりこ・もずくといった、自然の恵みをたっぷり含んだ海産物。壱岐には豊かな自然に育まれた山海の珍味が、数多く食卓を飾る。

・大正4年から始まり、毎年8月16日に開催される勝本の夏の伝統行事「ペーロン競漕大会」。地元の若者たちが自治会別に分かれて、二隻の舟に乗り込んで覇を競う。当日は勝本港は声援を送る人たちで埋め尽くされ、ものすごい熱気で盛上がる。

・古くから伝わる島の郷土料理の一つ「ひきとおし」。来客時に自家で飼育している地鶏とソーメンを主材料にして、客をもてなす時に作られる料理。その名の由来は、お客を玄関から座敷にひきとおしてもてなすということが由来。

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