ひがし茶屋街・金沢の粋がつまったおしゃれなエリア
昔のおもかげを残すひがし茶屋街。よく映画の撮影が行われています
弁柄格子の建物が軒を連ねるひがし茶屋街。1820年に金沢に点在していたお茶屋を集めたのが始まりで、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
国の重要文化財に指定されている志摩
中が公開されている「志摩」は、江戸時代のまま手が加えられていません。柱や壁からは時の流れが感じられ、往時のお茶屋遊びに思いが飛びます。
お茶屋の特徴は2階に客間があり、押入れや物入れが無いこと。こうした粋な空間で、琴や舞、謡曲など高度な技術と高い教養が必要な芸が披露されていたそうです。
現在も夜になると芸妓さんの三味線や太鼓の音が響く茶屋街ですが「一見さんお断り」のしきたりが。でも、特別に一般の人たちでも体験できる企画を設けているところもありますし、金沢市観光協会ではお茶屋の芸を見学するツアーなどを行っているので、ぜひチェックしてみてください(問い合わせ 076-232-5555)。
ティーポットがモチーフの看板は紅茶専門店のもの
また紅殻格子の建物を利用したレトロでおしゃれな感じのする食事どころやカフェ、和菓子店、手ぬぐいや箸、あぶらとり紙の店などみやげ物屋も充実していて、歴史の見学に、ティータイムに、ショッピングにと長い時間楽しめるエリアになっていますよ!
■ひがし茶屋街
住所:金沢市東山
アクセス:金沢駅からバスで約8分橋場町下車徒歩約6分
■お茶屋体験
問い合わせ:076-232-5555
住所:金沢市東山1-13-21
TEL:076-252-5675
入場料:400円
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休