建売住宅を購入するときなどには、売買代金とは別に「水道加入金」の負担を求められることもあるのですが……。
(埼玉県 匿名 30代 女性)
水道加入金の負担を逃れるために井戸で生活しようとしても……無理!
しかし、その内容は自治体などによって大きく異なるために、なかなか分かりづらい部分もあるでしょう。
同じ自治体の中でも、流域(給水区域)の違いによって負担金額の規定が異なる場合もあります。
たいていは水道メーターの口径に応じた金額が決まっており、13ミリで3万円~10万円、20ミリで4万円~20万円、25ミリで12万円~40万円程度です。40ミリあたりを境にしてぐんと跳ね上がり、100万円を超える水道加入金の負担が必要な自治体もあるようです。
これを読んだ人からはお叱りを受けそうなほど、曖昧に幅を持たせた書き方しかできないのですが、自治体によってそれほど違いがあるのです。ちなみに、東京23区などでは水道加入金の制度そのものがありません。
なお、一般的には比較的小規模な住宅で13ミリ、標準規模~やや大きめの住宅や使用水量の多い家庭で20ミリ、使用水量がかなり多い家庭などでも25ミリ程度あれば、水道メーターの口径は十分でしょう。
毎月の使用料金の問題もあるため、水道の口径が「大きければ大きいほど良い」ということではないのです。
それでは、この水道加入金について、住宅を購入するうえでの問題点を整理してみましょう。
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