収縮率はしっかりチェック
カーテン生地を選ぶ時に商品のタグを見ていますか?価格は確認するけれどもそれ以外はあまり見ない方もいらっしゃるかもしれませんね。収縮率は要チェックポイントなのです。この生地はレーヨン・ポリエステル・麻が使われています。収縮率は水洗い時:タテ-2.5% ヨコ-5.5%です。ということは。。。生地:サンゲツCK2062 |
例えば、
収縮率 水洗い:タテ-2.0% ヨコ0% ドライクリーニング:タテ0% ヨコ0%
とある生地は、水洗いでは、タテが2%縮む可能性があります。この場合、2mのカーテンであれは4cmも収縮することになりますね。
ならば、ドライクリーニングに出すのならば問題はないのでしょうか?実は、手洗いで収縮率が大きいものは、湿気の有無によっても伸び縮みします。湿気の多い夏は伸びて、乾燥する冬は縮むという悩ましい現象も起こってきます。
輸入物には要注意
床にたっぷりと落としたドレープは欧米ではよく見られる掛け方です。(写真:フィスバ) |
欧米の家では、カーテンを床にたっぷりと垂らしてしまう掛け方もあります。これならば多少のカーテンの収縮は気になりません。伸び縮みが気になるカーテンを選んだときには、こんな掛け方にトライしても良いかもしれませんね。
いかがでしたか。収縮率が高い生地が悪いという訳ではありません。デザイン性や風合いを優先させて選ぶことも多いでしょう。しかし、購入してから「こんなはずではなかった」と思わないためにも、使っている素材の特性や、収縮率のことをきちんと把握しておきましょう。
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