ミックス素材のスマートレール
上記のダークマホガニーのほか明るめブラウンのウォールナット、グレインホワイトの3色が揃う。(画像:TOSO) |
この「グレイス ノーヴァ19」は、デザイン性だけでなく機能面でもいろいろな工夫が見られます。一番の特徴は、従来の装飾レールに比べてブラケット取り付けスペースがコンパクトなこと。装飾レールは重量が重く、取り付けのためのしっかりとした下地を建築段階で準備する必要があります。そのため、後から装飾レールを取り付けるのは難しい場合が多いのですが、このレールは取り付け部材がコンパクトなので、従来設置されている小さな下地(※)でも取り付け可能です。
※窓や壁の施工のために木下地がはいっている場所があります。
左:スッキリ感を出すにはギボシのデザインが大事。ギボシが細くても、リングランナーが抜け落ちないような工夫が。リング内側に目立たないように透明のストッパーを設けています。 右:装飾レールはギボシを美しく見せたいものですが、場合によっては無理なときも。そんなときには、こんな納め方も有り!。(画像:TOSO) |
輸入レールはユニークな顔を持つ
今年のTOSOの海外生産品のレールは特にユニーク。その中でも気になったレールをご紹介します。【レールの上をランナーが転がる?】
アーキテクト12はレールの上をランナーが走るユニークな装飾レール。画像で見たときには「どうなっているの~?」と首をかしげましたが、実物をみて納得! レールの上部に溝があり、丸い車輪のようなランナーがブラケット(※)に干渉されずに動きます。ワイド開口部の場合、レールを支える為に途中ブラケットが必要になりますが、このレールならば開閉もスムースです。
※ブラケット レールを支える金具のこと。このレールの場合、ブラケットを3個以上使用することで、幅4m近くのワイドスパンの窓にも対応できます。(ポール長さ4mまで)
カーテンの開け閉めのたびに、タイヤのようなランナーがレールの上をコロコロと走るなんて! 遊び心のあるカジュアルなスタイルにいかがでしょう。(画像:TOSO) |
【近未来的のレール?】
シャイダ10は細いスチールのレールとオブジェのようなブラケットが印象的。金属の冷たい輝きと細く重さを感じさせないシャープなラインが近未来を感じさせるレールです。このレールはイタリア製。シャープでシックなデザインですね。装飾レールのトレンドは、このレールのような細いレールだそう。
すっと伸びたレールがシャープで緊張感のある雰囲気に。生活感があまり感じられないようなスタイリッシュなインテリアによさそうですね。付属のリングランナーではなく、カーテンを挟み込むクリップランナー(右下)を使ってもオシャレ(画像:TOSO) |
装飾レールだけではなく、カーテンアクセサリーも新商品ゾクゾク登場♪
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