ラグを使いこなす!
インテリア計画で上手だなぁと思わせたのはラグ使いです。下記の画像は同じダークブラウンの床材ですが、部屋の雰囲気が違いますよね。同じモダンスタイルでも、左は明るく伸びやかな印象に、右はぐっと渋く落ち着いた印象になっています。セレクトしている家具の色味の違いもあるのですが、床面に引かれたラグの効果も大きいでしょう。ラグで上手に色のボリュームを調整しています。特に、左の画像では、暗い色味の床材を覆い隠すように明度の高い色味のラグを使うことで、ぐっと明るい雰囲気に変わっています。
床材の色をラグでボリューム調整してみる。 |
壁に絵を飾るテクニック
また、壁の飾り方も素敵です。広い壁面がそのまま残っていると殺風景になってしまいますが、絵や小物を飾ることで、空間に見せ場を作り豊かな印象にしています。飾り方も、壁面のスペースにあわせて飾るものの大きさや個数を調整してバランスよく配置していますね。飾っているアイテムは、中国の工芸品やファブリックなど。それらを額装して上手にインテリアに取り入れています。民芸品は素朴な雰囲気になりがちですが、シンプルなフレームに黒・白のマットと組み合わせると、モダンなインテリアにもしっくりと合ってきます。こんなコーディネートテクニックも真似してみてはいかがでしょう。
上段左:ダイニングの大きな壁面に、いくつかに分割した鏡を掛けて。一枚の鏡を飾るより変化がついて面白い。上段右:キャビネット上にファブリックをフレームに入れて。小さいファブリックもマットで大きさを調整。下段左右:階段の踊り場をギャラリー風に。スペースにあわせて飾るものの大きさや個数を変えて。 |
《画像協力》
ピナクル華山→今回ご紹介したマンションのHPです。HPには他のモデルルームの画像も多数あります。
いかがでしたか。今回ガイドは、大手企業、不動産仲介会社、メディアを対象とした対象とした、オープニングセレモニーに参加しました。エントランスでは、サックス演奏が開かれ、有名ホテルのケータリング、シャンパンサービスと盛り沢山で華やか。ほんのつかの間ですが、セレブ気分を味わいました。
このマンションは、サービスアパートメントで、設備類も高レベルで24時間体制でホテル並みのサービスが受けられます。お家賃は一番小さな2LDK(209m2)の部屋でも約680,000円~。やっぱりお金持ちでないと手が届きません!!でも、すでに入居が決まっている部屋も多いそうで、中国経済の発展振りを目の当たりにしました。
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