インテリア照明/インテリア照明関連情報

絵を素敵に見せる灯り 壁付け&スタンド編

今回はブラケット(壁付け灯)とスタンドを使って絵画への照明を当てるときの注意点をご紹介します。

執筆者:鈴木 理恵子

先回はダウンライトとスポットライトについてご紹介しましたが、今回はブラケット(壁付け灯)とスタンドをご紹介しましょう。
デザインをインテリアスタイルに合わせれば、絵との相乗効果でアイポイント効果もアップします。

【関連ガイド記事】
絵を素敵に見せる灯り ダウン&スポット編

スタイルに合わせてブラケット

ブラケットも絵を演出するお勧めの照明の一つです。ブラケットは、それ自体の視覚的効果も高いので、絵とともにインテリアのアクセントとして楽しめます。

反対にブラケットは、位置が固定されるので、絵を頻繁に変えるという場合には対応が難しくなります。また、ブラケットの光の出方によって絵の見え方が変わってきます。どんな見せ方をするのか考え、ブラケットとの光の出方も考慮して選ぶとよいでしょう。

絵画の照明
左:白い台座がエレガントなブラケット。下方に多く光が広がるタイプ。右:絵のみに光が当たるピクチャーライト。渋い金色は落ち着いたインテリアに。(画像:松下電工)

絵にきちんと光が当たるようにするには、下方に光が多く出てくるタイプのブラケットを選び、ブラケットを絵の上に配置します。

上の画像左側のブラケットは、ガラスのセード使いで下方と全体に柔らかな光が出てくるタイプです。絵にも光が当たりますが、周りもふんわりと明るくなり優しい雰囲気になります。

上の画像右側は、ピクチャーライトといって絵を照らすためのブラケットです。光はブラケットの下のみから出てきます。周りの明るさとのコントラストが生まれ、照らされた絵が引き立ちます。レストランなどで、壁の絵をこのようなブラケットで演出しているのを見かけますね。

絵画の照明
壁面を明るくすると壁面方向に視線を引きつける効果がある。もう少し小さいブラケットで絵の両側を照らすという方法もあり。(画像:松下電工)
反対に光が上方向や回り全体に広がるタイプのブラケットは、絵画を直接照らすよりも壁面全体を照らすのに向いています。ブラケットは壁面のアクセント効果も高いですし、光で壁面を照らすことで視線を向かせる効果が生まれてきます。画像のように、絵を中心にシンメトリーにブラケットを配するのも壁面全体が美しく見えますね。
次ページでは手軽に楽しめるスタンド使いをご紹介します。
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