建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

猫と暮らす華門楽家(2ページ目)

筒井紀博さん(筒井紀博空間工房)が三鷹市に建てた、夫婦と猫2匹が暮らす家「華門楽家」を見学してきました。17坪という狭小地を使って、建築家と建て主が楽しみながらつくった「華」と「楽」のある家です。

執筆者:坂本 徹也

猫のための遊び場のあるプライベート空間

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階段上部にはまさに光のタトゥー

さて、プライベート空間である2階は寝室と奥さんの仕事部屋になっています。こちらは開放的な1階のパブリック空間に対して、しっかりルーバーで目隠しをして、外からの視線が遮られています。
それでいて南向きのため採光には問題がなく、十分明るい。休日の遅い朝を、たゆとうようにまどろみながら過ごせそう。ルーバーの内側には小さなベランダが付けられており、洗濯物などもなんとか干せそうです。

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階段から主寝室とその奥のワークルームを見る

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木のルーバーが光と風を取り込み視線を遮る

いっぽう、奥さんのワークスペースは、寝室と収納壁を隔てられた北側にあります。遅くまで仕事をしても、そのまま速攻でベッドに移動することもできますから便利ですね。また、ここから数段下がった位置にはウッドデッキのテラスが付けられていて、猫ちゃんを外の空気に触れさせることができます。都会の猫は外に出すとケンカをしてキズを負ったり思わぬ病気をもらって帰ってくる恐れがありますから、こうした場所で制限付きで遊ばせてやるのが一番だと思います。

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仕事をするには快適な狭さのワークルーム

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猫ちゃんのための遊び場テラス

それぞれの個室もしっかり確保して、愛車を見ながら入浴できるお風呂があって、開放的な大リビングやゆったりした寝室があって、やわらかい光が溢れるキャットウォークがある。17坪の敷地に何をこれ以上望むことがあるでしょう。そんな「華門楽家」は、まさに建築家と建て主が楽しみながらつくった「華」と「楽」のある家でした。

設計監理:筒井紀博/筒井紀博空間工房
構造設計:アルテック
施 工 :友伸建設株式会社

構 造 :鉄骨造・地上3階建て
建築面積:32.40m2(9.80坪)
延床面積:81.66m2(24.70坪)

施主主催のHPは↓
「華門楽家」建築奮闘記録

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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