モダンの中にも和の香り 続いて見たのは、A住戸とは逆に地下に下りていくメゾネット形式のB住戸です。 パティオに面したエントランスから入る こちらはいきなり玄関から先が緑道に面する広々としたフリースペース。ロールスクリーンを降ろせば個室としても使え、客室にするもよし、ちょっとしたワークスペースにするもよしです。ある意味、外との繋がりを強く感じさせる空間ですから、住まい手たちはここでオンタイムとオフタイムの切り替えをすることになるのでしょう。 ロールスクリーンを降ろせば快適な書斎ができあがる 1階フリースペースからの見下ろし そういえば、この空間の床は清潔感のある白い石タイルですが、地下にもパティオと繋がりのある場所の床には石タイルが使われており、木と石を使って暮らしの機能を微妙に使い分けているようです。 地下のパティオに向かって開かれたキッチン 1階と吹き抜けで繋がった地下は、外の緑道と空間的に繋がるドライエリアと地下のパティオに挟まれたLDKに、寝室と水回りが断続的に結びついた一室空間になっていました。 寝室の格子戸がどこか和の雰囲気を感じさせる 格子戸で仕切られた収納室のような寝室や大黒柱の存在は、ちょっと和の雰囲気も感じさせてくれ、硬質な中にも心安らぐあたたかみのある演出がなされています。そう考えると、キッチンや水回り、パティオに続く空間は一種の“土間”ということなのでしょうか。住戸面積は約72m2とのことでした。 -->>続いてC住戸をご紹介します前のページへ1234次のページへ