天井高5mのリビング
開口の窓ガラスと引き戸は、断熱の必要からペアガラスを採用。大空間ながら20畳用のエアコン1台で空調をまかなっている。撮影:松岡満男 |
螺旋階段を昇りきると、突然高い天井の三角の空間が目に飛び込んで来ます。2階の床面積は約14畳。天井の最も高いところが5mもあります。これは隣地との制限いっぱいにとった高さ。急勾配の天井を支えるがっしりとした梁が、ダイナミックな空間をよりいっそう印象深いものにしています。さらに全面開口とでもいうべき大きなガラス窓と、外に張り出したバルコニーの床が室内と繋がって見えることで、とても8坪とは信じがたいほどの広がりを実現しています。
◆建築家プロフィールと建築データ