三角形のリビング
上/階段から西側を見る。下/右上のルーバーに隠れた急階段を上がると屋上に出る。撮影:梶原敏英 |
片流れの大屋根の勾配がそのまま現わしになったリビングは、最も高いところが約4.5mという大空間です。そして隣地の植栽の緑を楽しむために、西側の幅いっぱいに横長の窓が開けられました。渋く深い色合いのフローリングに置かれた黒い革張りのソファーは、視線を遮らないようにと、背もたれを低くデザインした特注品です。
◆建築家プロフィールと建築データ
三方を隣家に塞がれた旗竿敷地。3層を貫く煙突状の吹き抜けが、家の一体感と陰影のある空間を造り出しました。
上/階段から西側を見る。下/右上のルーバーに隠れた急階段を上がると屋上に出る。撮影:梶原敏英 |