トンガリ屋根のサイコロの家
上/屋根はガルバリウム鋼板葺き。外壁はモルタルにリシン吹付け仕上げ。下/黒い壁で囲われた屋根のない玄関スペース。枕木はオーストラリアからの輸入材。 |
大きな黒いサイコロの上にトンガリ屋根という、一度見たら忘れることができない印象的な外観。設計するにあたって中島さんが考え出したコンセプトは「螺旋の導線」です。家の正面向かって左側からアプローチ>正面を通りぬける>角を折れて見えてくる玄関スペースに入る>玄関の突き当たりを左に曲がる>キッチンの脇を通る>正面の丸柱の手前で左に曲がり、仕事部屋に入る。このよどみない流れがAさんの日常の基本になっているのだとか。
◆建築家プロフィールと建築データ