12月~3月:こもかけ

長町武家屋敷跡での「こもかけ」の様子undefined写真提供:金沢市

長町武家屋敷跡での「こもかけ」の様子             写真提供:金沢市

毎年12月1日(小雨決行)に長町武家屋敷跡が冬の支度を始めます。土塀を雪の水分から守るため、わらで編んだこもをかける作業「こもかけ」が行われます。こもをかけることで土塀がはがれるのを防ぐ事ができるのです。さらに観光事業の一つとして金沢市が昭和61年から取り組んでいます。

こもは幅3メートル60センチ、高さ95センチでわらを編んだものです。総延長は891メートルで長町武家屋敷跡の土塀に3日かけて庭師らが作業を行います。取り外されるのは3月の中旬です。


こもが掛けられた長町武家屋敷跡の様子

こもが掛けられた長町武家屋敷跡の様子

「雪吊り」と並んで金沢の風物詩として毎年ニュースの話題に取り上げられていて、市民はこの話題で「もう冬が来たかー」「やっと春が来たかー」と冬の訪れ、春の訪れを感じます。





■長町武家屋敷跡
住所:金沢市長町
アクセス:金沢駅からバスで12分香林坊下車徒歩3分


金沢の行事・イベントは古いものを大切にするものと、新しいもに挑戦するものという真逆の性質をもったものが混在しています。まさに「温故知新」、知らずのうちに市民の心の中に入り込んでいる精神かもしれません。この他にも地域ごとの行事や新しいイベントは沢山あります。ぜひチェックしてみて下さい。

 

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