2.財産状況は夫婦どちらからも見えるようにしている
家庭によっては、夫婦が別々に財産や財布をもち、それぞれの財産がいくらあるかをお互いが知らないケースもあります。夫婦が家計の財産として一つの財布(通帳など)で共有化し、総貯蓄額を【見える化】している家庭と比べると、不思議と貯蓄力は夫婦別々より夫婦共有の方が強い傾向にあります。3.固定費の削減
家計の収入に対して、支出の中の固定費を下げることで、毎月の黒字達成の損益分岐点が低くなります。家計の赤字は貯蓄のモチベーションを低下させますが、黒字が続くと意欲が高まります。なるべく固定費を削減することが長続きと効果を上げるポイントです。家計簿をつけることで発見しやすくなる「使途不明金」の退治と、保障の見直しによる保険料の削減ができれば効果的です。
各保険会社も毎年、新商品の開発を行っています。私もFPとして毎年各保険会社の新保険商品のチェックをしていますが、その都度、保障内容の進化や保険料が低廉化している傾向をひしひしと感じています。きちんと探せば保険料や保障内容などでより有利なものを見つけられるでしょう。