多彩なメニューテンプレート
DVD-Videoのオーサリングなどでは、メニュー作成がオリジナリティのポイントになるのですが、DVD MovieWriter 7には特徴のあるメニューが数多くテンプレート(ひな形)として搭載されています。先にステップのところで紹介したメニューを、サムネイル(縮小画像)を利用しているので、「サムネイルメニュー」といいますが、そのほかにも、次のようなメニュータイプが準備されています。
●リフレクション&回転メニュー
「リフレクションメニュー」は映り込みを利用し、さらにサムネイル表示に角度を付けた「回転メニュー」なども用意されているメニュー。
●ダイジェストメニュー
ダイジェストメニューでクリップを選ぶと、各クリップの冒頭部分が再生表示されるメニュー。
●ノートメニュー
テキストと写真などで、ディスク内容などを紹介するメニューで、メインメニューのサブ的なメニューとして活用できます。このサンプルも、ブログに掲載しておきましたので、ご覧ください(Ramune Blog)。
また、メニュー画面には、ビデオや写真、ビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 12」の新機能である「ペインティングクリエーター」で作成したアニメーションなどが、オブジェクトとして利用できるなど、遊び心をしっかりと捉えています。
このほか、メインタイトル部分をアニメーションさせたり、タイトル自身を点滅させることができる「テキストマスクメニュー」などがあります。
●Blu-ray Disc専用のメニュー
また、Blu-ray Discを作成するときに利用できるメニューもあります。映像の再生中に、メニューをポップアップ表示でき、チャプタも表示できるという優れものです。
とにかく、オーサリングしていても楽しいし、見ても楽しいメニューが盛りだくさんです。また、テンプレートのメニューは、背景に自分で撮影した写真やビデオを利用することもでき、オリジナリティにも溢れた、自分だけのディスクがオーサリングできます。
今回は、オーサリング機能についてご紹介しましたが、このほか写真を使ったスライドショーの作成、データのバックアップ、音楽CDの作成などまだまだ紹介したい機能が沢山ありますので、機会をみてご紹介したいと思います。
オーサリングにちょっと興味を持ったら、DVD MovieWriter 7の体験版で、その楽しさを実感してみてください。なお、DVD MovieWriter 7のガイドブックも、近日発売されます。