お勧めテキストエディタの紹介
テキストエディタはフリーソフトウェアとしても様々なものが公開されていますし、市販のパッケージでも様々な製品が販売されています。 ここでは、「EmEditor」と「TeraPad」という2つのテキストエディタをご紹介いたします。
EmEditor (エムエディタ)
▲EmEditor Professional 8.05 |
「EmEditor」は、Emurasoft,Inc.によって製作・公開されているテキストエディタです。 シェアウェア版の「EmEditor Professional」と、フリーソフト版の「EmEditor Free」があります。
※これまでの記事中で使用した画面イメージは、すべてこの「EmEditor」のものです。
かなりたくさんの種類の色分けをサポートしていて、HTML・XML・CSS・JavaScript・Perl・PHP・Java・Ruby・Python・SQL・VBScript・C#・C++などの言語に合わせた色分け表示が可能です。色分けの定義を自分で新規に作ることもできます。
表示色は細かくカスタマイズ可能で、(HTMLやJavaなど)種類ごとに設定を別々に保持可能です。色分けルールに要素名や属性名などが登録されているため、スペルチェックにも役立ちます。
扱える文字コードの種類も豊富で、SHIFT-JIS・EUC-JP・JIS・UTF-8・UTF-16などのほか、日本語以外の文字コードもサポートしています。 改行コードも「CR+LF」・「CR」・「LF」の3通りを使用可能です。
そのほか、「â」・「ã」・「ä」のような特殊文字を入力できる機能や、正規表現を使った置換機能、自動バックアップ機能や、HTMLタグを簡単に入力できる「HTMLバー」プラグインなど、便利な機能がたくさん搭載されています。
ウェブ系のファイルを編集するだけでなく、日常的に使用するテキストエディタとしてもお勧めです。
※当ガイドも昔から、このEmEditor(Professional版)を愛用しています。
■EmEditorの入手:
http://jp.emeditor.com/
便利な機能が豊富に搭載された「EmEditor Professional」はシェアウェアとして公開されています。 30日間は試用できますが、それを超えて使用する場合はライセンスの購入が必要です。(※Ver 8.05現在、4,200円)
また、無料版の「EmEditor Free」がフリーソフトとして公開されており、こちらなら期間制限なくずっと無料で利用できます。 ただし、機能が制限されており、特殊文字の入力機能や自動バックアップ機能などはありません。 しかし、前ページで紹介した「色分け機能」・「タブ/スペースの表示」・「様々な文字コードの読み書き」・「矩形選択や一括インデントなどの編集機能」・「ブラウザの呼び出し」などの機能はすべて搭載されています。
(EmEditor Free の入手はこちらから)
TeraPad (テラパッド)
▲TeraPad 0.93 |
「TeraPad」は、寺尾 進 氏によって製作・公開されているテキストエディタです。 フリーソフトとして公開されています。
たくさんの種類の色分けがサポートされていて、HTML・Perl・Ruby・Java・C/C++・VisualBasic・HSP・Delphiなどの色分けが可能です。
文字コードは SHIFT-JIS・EUC-JP・JIS・UTF-8・UTF-16がサポートされており、 改行コードは「CR+LF」・「CR」・「LF」の3通りを使用可能です。
そのほか、「タブ/スペースの表示」・「矩形選択や一括インデント」・「ブラウザの呼び出し」などの機能も搭載されています。
■TeraPadの入手:
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/library/tpad.html
上記の2ソフト以外にも、テキストエディタはたくさん公開されています。気に入るものを探してみて下さい。
最後に、色分け表示の細かなカスタマイズ方法をご紹介いたします。 デフォルトの色分け設定のままでも十分便利に活用できますが、好みの色があればそれに合わせてカスタマイズしておくと、より使いやすくなるでしょう。
また、便利なお勧めの設定もご紹介しています。