縦書きで表示させるスタイルシートのまとめ
冒頭のサンプルのように表示させるソースをまとめてご紹介いたします。
■HTML:
<div class="vertical"> <p class="head"> 謹賀新年 </p> <p class="body"> 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 </p> <p class="foot"> 二〇〇九年元日 </p> </div>
■スタイルシート:
<style type="text/css"><!-- div.vertical { writing-mode: tb-rl; /* 縦書き表示の指定 */ width: 360px; /* 横幅 */ height: 185px; /* 高さ */ padding: 10px; /* 内側の余白量(10px) */ line-height: 1.8; /* 行の高さ(1.8文字分) */ overflow: auto; /* はみ出る領域の指定 */ font-family: "HGP行書体","HG正楷書体-PRO"; /* ※ */ background-color: #fffff0; /* 背景色(淡い黄色) */ border: 4px double black; /* 枠線(黒の二重線4px) */ } div.vertical p.head { font-size: 150%; /* 文字サイズ(1.5倍) */ margin: 0px; /* 外側の余白(なし) */ } div.vertical p.foot { text-align:right; /* 右寄せ(縦書きだと下寄せ) */ margin: 0px; /* 外側の余白(なし) */ } div.vertical p.body { margin: 1em; /* 外側の余白(1文字分) */ } --></style>
※ここでは毛筆などのフォントで表示されるよう、フォント名を列挙しています。 しかし、指定したフォントがインストールされていない環境では標準のフォントで表示されてしまいます。 できるだけ毛筆系・草書系のフォントで表示できるように、ここではフォント名をたくさん列挙しています。 上記ソースでは2つしか記述していませんが、この記事中のサンプルではもっと記述しています。 実際の記述内容はこちら。
上記のソースを表示させると、以下のように見えます。
謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
二〇〇九年元日
Internet Explorerであれば縦書きで表示されます。
おわりに
今回は、スタイルシートを使って縦書きで文章を表示させる方法をご紹介いたしました。 今のところInternet Explorerだけでしか表示できませんので、「縦書きでも横書きでも構わないが、できれば縦書きで表示したい」といったような場所で使ってみて下さい。
また、ページ全体の文章を縦書きで表示させたい場合には、もう少し工夫が必要になります。 詳しくは以下のページに詳しい解説とサンプルがありますので参照してみて下さい。
→ 縦ルビ > 縦書きマニュアル(※外部サイト)