STEP.2 ベースの装飾を作る
それでは、スタイルシートを記述していきましょう。まずは、リンクを作っているa要素に対して、基本となる装飾を施してみます。
display: block;
padding: 0.5em;
border: 1px solid #ccccff;
text-align: center;
text-decoration: none;
line-height: 1.5;
}
リンクを作る「a要素」に対して、6つのプロパティを使って装飾しています。このソースを使って、前ページのHTMLを表示させると、以下のように見えます。
※色が付加されておらず、一時的に下線も消えているので分かりにくいですが、枠線内が(余白部分も文字部分も)すべてリンクになっています。
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上記のスタイルシートソースの意味は次の通りです。
■display: block;
対象をブロックレベル要素のように表示させる指定です。これを記述することで、リンクを(p要素やdiv要素のような)ブロックのように扱えます。 その結果、左端から右端まで余白を含めた全体がリンクになります。
■padding: 0.5em;
枠線の内側の余白を0.5文字分にする指定です。余白がないと詰まって見えるので加えています。値は好きなように修正して下さい。
■border: 1px solid #ccccff;
枠線「太さ1ピクセル・実線・淡い青色」を周囲に引く指定です。(3つの値は半角スペースで区切って記述します。)
■text-align: center;
文字列をセンタリング(中央寄せ)で表示する指定です。左寄せなら left 、右寄せなら right と記述します。
■text-decoration: none;
リンクの下線を消すための指定です。(斜体や取消線などの装飾も同時に消えます)
※リンクの下線は、一時的に消します。この後の記述で一部分にだけ下線を復活させます。
■line-height: 1.5;
行間を指定しています。line-heightプロパティは正確には「行の高さ」を指定するプロパティです。ここでは「1.5」を指定しているので、「文字の1.5倍の高さ」が行の高さになります。 つまり、「0.5文字分の行間」ができるということです。
次に、span要素に対してスタイルを指定して、リンク内部の各部分に装飾を施します。