SSIでの日付表記を指定
日付を任意の形式にカスタマイズするには、SSIで日付を表示させるよりも前の部分に、以下のように記述しておきます。
上記のように記述すると、それ以降に登場するSSIでの日付表記が
のようになります。
1回記述すれば、(そのページ内の)それ以降のすべてのSSIで有効です。
この記述も、1ページ内に何度でも書くことができますから、表記形式を切り替えたい部分ごとに記述すると良いでしょう。
日付の表記形式の具体例
日付表記に使う文字列は、自由に指定できます。
上記のように記述すると「 2007/07/24 」のように表示されます。
上記のように記述すると「 2007-07-24. 」のように表示されます。
上記のように記述すると「 2007年07月24日 13時37分54秒 」のように表示されます。
日付フォーマット一覧
SSIで指定する日付表記では、「%Y」と記述した箇所に「西暦」が表示されたり、「%H」と記述した箇所に「時」が表示されたりします。 このような表記には、以下のような種類があります。これらを組み合わせることで、望み通りの日付表記形式を作れます。
※例は、2007年7月24日(火) 13時47分51秒の場合の例。
- %Y : 西暦4桁 (例 2007)
- %y : 西暦2桁 (例 07)
- %m : 月2桁 (例 07)
- %B : 月英語名 (例 July)
- %b : 月英語名の省略形 (例 Jul)
- %d : 日2桁 (例 24)
- %A : 曜日英語名 (例 Tuesday)
- %a : 曜日英語名の省略形 (例 Tue)
- %p : AM または PM
- %H : 時 24時制 (例 13)
- %I : 時 12時制 (例 01)
- %M : 分 (例 47)
- %S : 秒 (例 51)
- %Z : タイムゾーン (例 JST)
これらの記述を、任意の文字と組み合わせて自由に日付表記を作れます。
なお、以下のようにセットになった記述方法もあります。
- %X : 「時:分:秒」をまとめて表示 (例 13:47:51)
- %x : 「月/日/年」をまとめて表示 (例 07/24/07)
- %c : 上記の2つをまとめて表示 (例 07/24/07 13:47:51)
時刻をまとめて表示する「%X」は便利ですが、他の2つは西暦が後に来る英語式の表記なので、日本語環境ではあまり意味がないかも知れません。
記述例のまとめ
例えば、「 sample.html 」というファイルの更新日時を「 07月24日(13時47分) 」という形式で表示させたい場合は、以下のように記述することになります。
<!--#flastmod virtual="sample.html" -->
※「#config」を使っての日付表記形式は、1度書けばそれ以降は書かなくて構いません。それ以降、HTMLの終わりが来るか、別の「#config」記述が登場するまで、すべてのSSIに対して有効になります。
最後に、SSIを使う上で問題が起こった場合の原因と対処法をご紹介しておきます。