ホームページ作成/SEO・アクセス数アップ

サイトマップの簡単な作り方!SEOに役立つ自動作成例(4ページ目)

検索エンジン向けのサイトマップXMLファイルと、HTMLで書かれた人間向けサイトマップページの両方を、無料の自動作成ツールで簡単に作る方法を解説。両方があれば、SEO対策もできる上に便利で使いやすいWebサイトになります。WordPressを使ってWebサイトを構築しているなら、サイトマップXML自動生成プラグインを使うとさらに楽です。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

WordPressでサイトマップを自動作成&自動更新するプラグインの使い方

WordPressを使ってWebサイト全体を出力しているなら、サイトマップXMLを自動作成するプラグインを活用すると便利です。サイトマップXMLデータが自動作成されるだけではなく、新しくページを追加するたびにサイトマップXMLデータも自動更新されるため、最初にセットアップしさえすれば後は何もする必要がありません。放置しているだけで、適切なサイトマップXMLを提供し続けられます。

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」を使う手順
WordPress向けのサイトマップXML自動作成プラグインは多数あります。どれでも使いやすいプラグインを選べば良いでしょう。ここでは例として、サイトマップXMLデータだけを出力できるシンプルなプラグインとして「Google XML Sitemaps」を使う方法をご紹介いたします。
 
WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」



1. WordPressにサイトマップ自動作成プラグインをインストールする
まずは、お使いのWordPressにプラグインをインストールしましょう。WordPressのプラグインページで「新規追加」ボタンを押し、プラグインの検索窓に「Google XML Sitemaps」と入力して下さい。

すると下図のようにプラグインの検索結果が出てきますので、「Google XML Sitemaps」項目に表示されている「今すぐインストール」ボタン(黄色矢印部分)を押します。そのまましばらく待つだけで、インストールが完了します。
 
WordPressのプラグインページで「Google XML Sitemaps」プラグインを検索してインストール

WordPressのプラグインページで「Google XML Sitemaps」プラグインを検索してインストール


2. サイトマップの自動作成を設定する
プラグインをインストールして有効化しただけでもサイトマップXMLは自動作成されますが、インストール直後には設定を確認しておきましょう。プラグインが正しくインストールされて有効化されていれば、WordPressのメインメニューにある「設定」項目には「XML Sitemap」という項目が追加されています(下図の黄色矢印部分)。そこからサイトマップXMLデータの設定や確認ができます。
 
プラグインの設定ページでは、出力するサイトマップXMLに関する詳細を設定できるほか、生成されたXMLを見るリンクも用意されている

プラグインの設定ページでは、出力するサイトマップXMLに関する詳細を設定できるほか、生成されたXMLを見るリンクも用意されている


上図の赤丸+緑色矢印で示した部分のリンクをクリックすれば、自動作成されたサイトマップXMLを表示できます。

3. 自動作成されたサイトマップを確認する
自動作成されたサイトマップに正しくアクセスできるかどうかを確認しておきましょう。このプラグインでは、全ページを単一のXMLに含めるわけではなく、サイトマップインデックスを使って、日付別で複数のXMLに分割された形でサイトマップ群を生成します。サイトマップが全体で複数のURLに分散して存在するように見えますが、大元のsitemap.xmlにアクセスすれば、そこから全部のサイトマップをたどれるようになっているため問題はありません。
 
自動作成されたサイトマップXMLのソース (日付別で複数のXMLに分割された形で生成される)

自動作成されたサイトマップXMLのソース (日付別で複数のXMLに分割された形で生成される)

 

完成したサイトマップXMLを検索エンジンに認識させる方法

単一のWordPressを使ってWebサイト全体を構築しているなら、このプラグインで生成されたサイトマップXMLデータのURLは自動的にrobots.txtに記載されるため、何もしなくても検索エンジンに認識されるようになります。

しかし、Webサイトの一部分だけをWordPressで生成している場合には、WordPress側によって出力されるrobots.txtが「Webサイトのrobots.txt」だとは認識されない場合があります。なぜなら、robots.txtはWebサイトの最上階層に置かない限り読まれないためです。その場合は、robots.txtを自力で用意する必要があります。

また、robots.txtファイル内にサイトマップXMLデータのURLが記載されているかどうかに関係なく、Google Search Consoleを使ってサイトマップXMLの所在を登録しておく方が確実です。それらの方法は、次のページで解説しています。


【本記事の目次】  
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます