サイトマップとは? 用途と対象で2種類ある

総務省のサイトマップ

総務省のサイトマップページ

「サイトマップ」とはウェブサイト内の全てのページへのリンクを掲載したページのこと。例えば右図は総務省のサイトマップページです。総ページ数の多い大規模なウェブサイトでよく見かけますが、個人サイトでも用意しておくと便利です。

このサイトマップには、大きく分けて人間向けと検索エンジン向けの2種類があります。それぞれの用途は以下の通りです。

人間向けのサイトマップページ:
Appleのサイトマップページ

Appleのサイトマップページ

アクセス者がブラウザ上で利用するためのページ。ウェブサイト内の全てのコーナーやページへのリンクを掲載しておき、閲覧者が目的の情報へ到達しやすくするために用意する。主にHTMLで記述される。読みやすいよう整理して掲載することが重要。
Appleサイト内のサイトマップページ


 
検索エンジン向けのサイトマップファイル:
AppleのXMLサイトマップ

AppleのXMLサイトマップ

検索エンジンが全てのページをクロール(=情報収集)できるようにするためのファイル。ウェブサイト内の全ページのリストを記載するほか、更新頻度などの情報を含めることも可能。主にXMLで記述するが、プレーンテキストでも可。深い階層まで漏れなく記載することが重要。
Appleサイト内ののXMLサイトマップファイル

 
後者の「検索エンジン向けXMLサイトマップ」に関しては、別途記事「検索エンジン用サイトマップファイルを作成」でご紹介しています。本記事では、人間に向けてHTMLで作成するサイトマップページの作り方をご紹介いたします。

【本記事の目次】


サイトマップページを作成しておくメリット

アクセス者向けのサイトマップページは、大規模な企業サイトならたいてい用意されています。All Aboutにもあります。このサイトマップページを作成しておくメリットは以下の通りです。

ウェブサイト内のどこに何があるのか、すぐに把握しやすい
サイトマップは全ページへのリンクを掲載した目次や索引のような一覧ですから、そこを見るだけで望みの情報があるページに移動できます。望みの情報が見つからない場合に参照すると便利です。特に情報量の多い大規模なウェブサイトの場合は、メニューから順にたどっていくよりも、最初からサイトマップページにアクセスして一気に移動した方が楽な場合もあります。

深い階層にあったり、一部のリンクが切れていたりしてもアクセスできる
トップページから何度もリンクを経由しないと到達できない深い階層のページは、移動が面倒だったり存在に気付かなかったりして移動してくれないかもしれません。もしかすると、ミスやトラブルでどこからもリンクされていないページがあるかも知れません。その場合でも、サイトマップページがあれば、そこから全てのページに到達できるのでアクセス者を逃してしまう可能性を減らせるでしょう。

検索エンジンに、全てのページを登録してもらいやすくなる
先程、検索エンジン向けには専用のサイトマップファイルが別にあると紹介しました。しかし、人間向けのサイトマップページを検索エンジンが読まないわけではありません。もし、検索エンジン向けのサイトマップファイルを用意していないのであれば、人間向けのサイトマップページが検索エンジンにも役立ちます。

総ページ数が少なければサイトマップは不要?

サイトマップページは、ウェブサイト内のページ数が多ければ多いほど必要になるでしょう。しかし、ページ数の少ないサイトでも用意しておくことをおすすめいたします。その主な理由は以下の通りです。

総ページ数が多くなってからサイトマップページを作成するのは面倒
ウェブサイトを運営していると総ページ数はいつの間にか多くなっているものです。100ページくらいになった際に「そろそろサイトマップを作ろうか」と思っても、リンクを100個も書かないといけないので面倒です。ページ数の少ないうちにサイトマップページを作っておき、新たにページを追加するたびにサイトマップページも更新していく方が楽です。

■どんな情報が存在しているのか、アクセス者には分からない
そのウェブサイト内にどのような情報があるのか、アクセス者は事前には分かりません。アクセス者の求めている情報が本当はちゃんと存在するのに気付かれず、アクセス者を逃してしまうケースもあり得るでしょう。どのような情報があるのかを一覧する目的にもサイトマップページは役に立ちます。

サイトマップページ(HTML)の作り方

サイトマップは、ただのリンク集です。全てのページへのリンクをリストの形などで掲載しておけば、サイトマップとして機能します。決まった書き方があるわけではありませんが、見やすく、分かりやすく、全てのページへのリンクを網羅するように作成しましょう。

ただし、総ページ数がとても多い場合は、全ページではなく主なページ(各コーナーなど)へのリンクに留めておく方が見やすい場合もあります。例えば、ブログの全記事へのリンクを掲載すると、カテゴリなどを使ってうまくまとめない限りは探しにくくなってしまうでしょう。

次のページ以降では、サイトマップページの作り方をご紹介いたします。既にページ数が多い場合は、人力でサイトマップページを作るのは面倒です。そのような場合には、サイトマップページのHTMLを自動生成できるツールを活用するのがおすすめです(3ページ目でご紹介しています)。

それではまずは、リストを使ってサイトマップページ用のリンク一覧を記述する方法から見ていきましょう。