「nbsp」は、「non-breaking space」の略

空白文字を表す文字実体参照「 」の「nbsp」とは、「non-breaking space」(no-break space)の略で、「自動改行させないスペース」のような意味です。

英文では、単語と単語の間を空白文字で区切ります。このとき、1行の終わりに達すれば、空白文字のある箇所で改行されます。日本語の場合は「単語の途中」でもどこでも「行末に達した時点」で改行されますが、英文の場合は「単語の途中」で改行されることはなく「空白文字の直前」で改行されます。しかし、空白文字として「 」(non-breaking space)を使うと、そこは「単語の切れ目」ではなく「連続しているもの」として解釈され、改行されなくなります。

文字実体参照「 」で単語を区切ると、一切改行されなくなる

文字実体参照「 」で単語を区切ると、一切改行されなくなる


すべての空白文字を「 」に置き換えて英文を記述すると、まったく改行されない英文になってしまいます。上図の例を、実際にブラウザで表示確認したい場合は、サンプルページをご覧下さい。

このように、スペースキーで打てる普通の空白文字と、文字実体参照「 」を使った空白文字では、1行の端に達したときの改行動作に違いがあります。したがって、前ページでご紹介した「スペースを連続させたい」という場合以外にも、「改行させたくない」という目的でも「 」が使えます。

※なお、前ページでご紹介した「 」以外の空白文字( など)を単語の区切りに使った場合は、(non-breakingという役割はないため)通常の空白文字と同じように自動改行の対象になります。

HTMLで使えるスペース(空白文字)の入れ方いろいろ

今回は、HTMLで使えるスペース(空白文字)について、文字実体参照を使った記述方法をご紹介いたしました。文章中ではあまり使う機会がないかも知れませんが、ソースコードを掲載する際のインデントの表現などに活用できます。少なくとも「 」だけでも覚えておくと、何かと便利です。

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