ホームページ作成/Webサイトのユーザビリティ

強調には strong 要素を使おう!

文中で強調したい箇所が出てきたとき、どうやって表現していますか? 文字色を変えたり文字サイズを変えたり…どのような装飾をするにしても、強調を表現するならstrong要素を使いましょう。その理由はこの記事で!

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

どうやって強調していますか?

ホームページを作っていると、「ここは強調したい!」という箇所が出てきますね。 そのようなとき、どうやって「強調」を表現していますか?

文字サイズを大きくしたり、文字色を赤色にしたり、太字にしたり…、様々な強調手段がありますね。 自分のホームページに合った装飾で強調すれば良いのですが、どのような装飾にするにしても、使って欲しい書き方があります。

strong要素(または em要素)

HTMLには、「強調」を表現する要素(タグ)が2つあります。em要素とstrong要素です。 この2つの要素は、強調の度合いによって使い分けられるようになっています。 文中で強調したい箇所が出てきたときには、ぜひ、この要素を使うようにしましょう。

要素名 意味 使い方
em 強調 <em>強調です</em>
strong より強い強調 <strong>強調です</strong>

文中で使うには、例えば次のように記述します。

本文中で<strong>特に強調したい箇所</strong>に使って下さい。

代表的なブラウザでは、次のように表示されます。

本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

「太字になるだけ? 他の装飾がいいのに…」という場合も大丈夫。strong要素は、一般的には太字で表示されますが、スタイルシートを使えば装飾は自由自在です。 例えば次のように、strong要素に対して色を付けたり、文字サイズを変えたりすることもできます。

本文中で特に強調したい箇所に使って下さい。

過去の記事では、 強調箇所に二重線の下線を引く方法もご紹介しています。 こちらもぜひ、ご参照下さい。

なぜ、strong要素を使った方が良いのか?

太字、文字色、背景色、文字サイズなど、どの装飾も特に strong要素を使わなくても実現できます。 それなのに、なぜ、強調を表現するために strong要素を使った方が良いのでしょうか?

em要素やstrong要素を使って「強調」を表現することによって、アクセスアップが望めたり、後々のデザイン変更が楽になったり、アクセシビリティ上良いページになったりします。

強調に strong要素を使った方がいい理由は次のページで!


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