CG・画像加工/おすすめ画像編集・加工ソフトレビュー

バーチャルペインター5で劇的絵画作品に(2ページ目)

写真をまるで画家が描いたような作品に変えてくれる画像ユーティリティソフトとして、世界的に定評のある「バーチャルペインター」の新バージョン。特に「ししゅう」作品の仕上がりには、感動です。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

下地を選ぶ

キャンバスの選択]では、今回なんと20種類(前回は12種類)の下地素材から好きな質感のものが選べます。滑らかな紙から目の粗い紙、手漉きの和紙や、キャンバス、漆喰、木、コルクに、さらにスタッコや石の素材も用意されています。もちろん後からの変更も可能です。

種類豊富な下地から選べます。変更するとまた絵の印象ががらっと変わります。
[調整]ボタンをクリックすると、調整画面に変わります。

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絵画調をカスタマイズ

はじめは標準値に設定されていますが、小さいサイズの画像は小さいなりに、大きい画像も大きいなりに、各サイズに連動して、下地や筆のサイズが自動的に調和します。効果が不自然に強調されるということがありません。
また効果のスケールは手動でも調整でも微調整できますので、自分の好みの量を適用することができます。
手動調整は、「簡易」「詳細」の2つのモードを切り替えることができます。

下図は「詳細」モードで、スケール、タッチを高めに、カラーを低めに設定してみました。いかがでしょう。手作業でひと針ひと針、丁寧にししゅうを施した作品に生まれ変わりました。見事としかいいようがありません。

もちろん、フォーカスポイントを自分で設定し、デフォルメの強調をしたり、ゴシック調エアブラシなどの作品も思うがまま作ることができます。

私のお気に入りは「ゴシック調」。絶妙な光と影のコントラスト加減がすごいです。
「野獣派油彩」の大胆さとタッチの力強さに圧巻です。

もちろん印刷機能を使って、はがきに印刷すれば、多彩なタッチの絵手紙としても利用できますね。

それぞれはがきに印刷してみました。

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ダウンロード販売と体験版

ご紹介しました「バーチャルペインター5」は、株式会社ピーアンドエーサイトからのダウンロード専用販売となっています。

また、32回までフィルタ適用可能な体験版も用意されています。体験版はこちらからダウンロードできますので、試してみてはいかがでしょうか。

製品情報

動作環境

  • 対応 OS: Windows 95/98/Me/NT4/2000/XP
  • CPU: Pentium または同互換プロセッサ以上

プラグイン版対応アプリケーション

  • Adobe Photoshop 3.05 以上
  • Adobe Photoshop Elements
  • Pixia
  • Paint Shop Pro 4J 以上
  • Expression 3J 以上
  • キッドピクス3
  • 上記以外の Adobe Photoshop プラグイン対応アプリケーション

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関連・参考サイト

Virtual Painter 5(ピーアンドエー)

Pixiaホームページ

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