※この記事は、2001年6月に書かれたものです。
同様のデザインをスタイルシートだけで作成する方法として、記事「画像を使わずにCSSだけで角を丸くする方法」が2009年7月に公開されています。 そちらも併せてご参照下さい。
HTMLやスタイルシートだけでは、なかなか凝ったデザインは作りにくいものです。 今回は、TABLE要素と画像を使って、次のような「角の丸い枠」を作る方法をご紹介致します。
★角の丸い枠を作ろう!★ | ||
「角の丸い枠」の構成
この「角の丸い枠」は、次の2つの要素から構成されています。
1.枠の四隅の画像 →
2.画像を組み合わせるTABLEタグ
※画像は四隅にしか使用していませんので、枠の大きさは自由自在に変更可能です。(下記のように、中身の文章の長さに応じて、自動的に拡張されます。)
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに… | ||
TABLE要素とは
TABLE要素とは、本来は、次のような「表組み」を作る際に使用するものです。
品目 | 単価 | 個数 | 金額 |
---|---|---|---|
りんご | 100 | 3 | ¥300円 |
バナナ | 60 | 2 | ¥120円 |
みかん | 80 | 8 | ¥640円 |
合計 | ¥1060円 |
しかし、枠線のサイズを「0」にして見えなくすることで、レイアウトの作成やデザイン目的に応用することも可能です。(本来の用途とは異なりますが。)
※この All About Japan 内の各ページの段組も、TABLEタグを使って実現しています。
冒頭でお見せした「角の丸い枠」を、TABLEの枠線のサイズを「1」にして表示すると、次のようになります。 こうして見ると、どういう構造になっているのかが良く分かるでしょう。
★角の丸い枠を作ろう!★ | ||
単に、3×3段の表組みを作り、その四隅に画像を置いているだけのことです。 四隅以外のセル(マス目)の背景色を、画像と同じ色(ここでは青)にしています。
それでは、次のページから、実際に作成してみましょう!